「宮廷料理-1-」
<<ベトナム>>--フエ--


センチュリー・リバーサイド・ホテルに着いて、ディナーに出た宮廷料理。

先ず最初に出てきたのが、鳳凰の前菜である。

にんじんで作った鳳凰に、海老の揚げ春巻きと、鳳凰の羽に見立てたパテが並ぶ。

唐辛子入りのヌック・マムに付けて食べるのである。

1802~1945年の約140年間ベトナムを治めた最後の王朝、グエン朝の宮廷料理として、これらの見た目が美しいレシピが献上されたのである。