2015年04月の記事


「不思議な店」
<<日本>>--川越--


様々な倭物を売る、ちょっと我々の常識では考えられない、不思議な店の佇まい。

多分新しく出来た店のようだが、こんなお店が開業したとは、驚き桃の木である。

昔から日本に存在した、日本古来の小物や必需品、遊び道具などが、店一杯に展示されている。

更に二階には、神社らしき社などが祀られており、大きなスクリーンには、ビデオ映像で日本全国で知られている有名な神社などの映像が、動画で放映されている。

更に水晶や、様々な宝石の原石などが展示されていて、希望者には販売するようになっている。

もっと驚いたのは、二階の突き当たりのドアを開けると、その屋上には足湯があり、誰でもタダで足湯を楽しむことが出来るのだ。

店内には、雅楽のBGMが流れており、一体此処は何処なんだ、と言った不思議な感覚に陥ったのであった。


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「漬物屋②」
<<日本>>--川越--


再び蔵造りの街の通りにある、別の漬物屋の店先。

この店の入口には、堂々と墨痕鮮やかな小江戸の文字を掲げており、通る人の注目を浴びている。

川越には焼き芋屋や芋菓子屋、団子屋、うなぎ屋などが沢山有るが、漬物屋も多いことは前にも記した。

私のお気に入りの漬物屋は、菓子屋横丁の中にある漬物屋である。

40種類以上は有ると思われる漬物は、全て試食することが出来るので、味見した上で買う事が出来るから、失敗したと言う事は無い。

特に私のお気に入りは、大根を乱切りにした甘辛の漬物であり、値段もビニール袋一袋で、350円と破格の値段である。

大体一ヶ月くらい持つから、晩酌のつまみにも合うので、無くなると買いに行く事にしている。


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「店先で」
<<日本>>--川越--


庶民的な食べ物を売る店先の長椅子に腰掛けて、食べながら雑談に余念が無い、若い3人組みの女性。

春の日の一時をのんびりと過ごす彼女達の姿は、平和日本の象徴のようである。

我々が若い頃は、とてもこんな姿を道端で見ることは出来なかった。

第一男の私でさえ、立ち食いや歩きながら物を食べるのは、はしたないとされた時代だから、無理も無い話しである。

こんな姿が違和感無く見られるようになったのは、欧米人の影響によるものだろうか。

それにしても焼きおにぎりとは、如何にも庶民的な食べ物のようであるが、ねこまんまとは一体何であろうか。


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「箸屋」
<<日本>>--川越--


お箸とそれに関連したグッズを専門に売る店の店先。

蔵造り通りの繁華街で、この店を見た時、果たして箸専門で売る店の商売が、採算的に成り立つのかなと思ってしまった。

何でもマイオウンの品を持つのが流行っている昨今、自分だけが所有する箸が、名前入りで有ってもおかしくないが、それにしても高価な箸を買う人がいるとは、裕福な時代になったものだと感心する。

冷やかし半分に店の中を覗いてみたが、驚くような値段の物も有ったから、それらが売れれば商売として、採算に合うのだろう。

しかし私が知る限り、昔はこんな店は無かったように記憶している。


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「漬物屋」
<<日本>>--川越--


様々な漬物が並ぶ店先を、興味深く眺める外人さん。

川越には周辺に農家が多いせいか、漬物屋が実に多い。

日本食ブームが盛んな最近でも、外人にはちょっと苦手な食物と言えるのではなかろうか。

私の年代の人間には、食事や晩酌の時には、漬物は欠かすことの出来ないつまみだったり、副食物であったりする。

しかし最近では、酵素が体に良いという観点から、若い人も合うような様々な漬物が出回っているから、ちょっとしたブームになっているのではないだろうか。


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「式を終えて」
<<日本>>--川越--


結婚式の参席を終えて、氷川神社の中を散策する若い女性たち。

新婦の友達なのかどうかは分からぬが、鮮やかな色彩の和服姿は、周りを明るく華やいだ気分にさせる。

後方の氷川会館から出て来た2人は、氷川神社の縁結びのおみくじを引きに行った所を見ると、彼女達も良縁に恵まれる事を願いに行ったのだろうか。

最近思うのだが、女性の和服が以前より華やかな色彩の物が多くなったような気がするがどうであろう。

そういえば、男性のスーツ姿も、背広は相変わらず地味で濃い色のものが多いようだが、ネクタイは年齢に関係なく、派手で華やかなものが多いような気がする。

私の現役時代に使用したネクタイが、数え切れないくらい沢山洋服ダンスの中に下がっているが、現代のように明るい色調の物が少ないような感じがする。


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「レッド・カーペット」
<<日本>>--川越--


川越氷川神社の社殿から、氷川会館に至る渡り回廊に敷かれている赤い絨毯。

神社の社殿で結婚式を終えた新郎新婦と、式に参列した親族達は、この赤い絨毯の上を歩いて、氷川会館の披露宴の式場へと向かうのだ。

新郎新婦とその一族は、此処を歩く時、さながらロスのコダック・シアターで行われる、アカデミー賞の授賞式に向かう受賞者の気分であろう。

社殿で行われている結婚式の様子は、雅楽の演奏に合わせて踊る巫女さんたちの踊りの後、神官による神前の儀式を、社殿の外からガラス越しに眺める事が出来る。

川越祭りの始まりも、この氷川神社の例大祭を徳川幕府時代の川越城主、松平伊豆守信綱の命により始まったのだから、此処で式を挙げる両家にとっては、さぞかし名誉に感じる事であろう。


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「熱演」
<<日本>>--川越--


新河岸川に突き出た特設舞台で、熱演する2人の男女。

2人のデュエット・ソングを、対岸の岸辺で眺める大勢の観客がいる。

この2人は、こんな舞台で歌えることが、大満足のようで、年も省みずアクションにも思わず熱が入るようであり、彼女より一回り若い男性も、たじたじといった所である。

歌の上手下手は関係なく、このオーバーなお婆さんのアクションに、見ている観客は思わず笑が込み上げて来て、和やかな雰囲気に包まれる。

一世一代の晴れ舞台とばかり、熱演する二人の姿は、決して桜の花に負けてはいないなと、拍手を送りたい気分になったのであった。


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「漕ぐ②」
<<日本>>--川越--


舟遊びの小舟を操る船頭さんのアップ。

力強く、川底に竿を挿す姿は何とも心強く、その出で立ちも様になっていて絵になる。

さて、この新河岸川の水深はどの位なのであろうか。

竿が水に浸かった跡を見ると、1メートルちょっと言った所だろうか。

船頭さんは、前と後ろに1名ずつ居り、上り下りで、舟を方向転換しないで、2人で竿を操りながら行き来をする事が出来るのである。

嘗ては昔使われていた川舟を利用したので、途中で方向転換する姿を見たものだが、最近の舟は、前も後ろも同じ形をしており、その必要が無くなったようである。


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「漕ぐ」
<<日本>>--川越--


桜の花のトンネルの中を、川に竿を挿して漕ぎ行く船頭さんの姿。

この小舟の中に乗船出来るのは、総勢で8名である。


あいにく我々が乗ることの出来た席は、舟の最後尾となってしまい、船頭さんの竿を挿す姿を下まで撮るには、前に乗るお客さんの姿が邪魔になり、上手く撮れない。

止むを得ず彼の姿を上半身だけ入れて、桜のトンネルを背景にしてみた。

そのまま撮ったのでは、背景が明るいので、船頭さんの姿が黒くシルエットになってしまうので、日中シンクロを使って、彼の表情を追ってみた。


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「狙う人々」
<<日本>>--川越--


橋の上から、我々の乗る小船を狙うカメラマン達。


私も嘗てはこの橋の上から、橋を潜り抜けて川面に出た舟遊びの舟を、シャッターチャンスとばかり、カメラに収めたものである。

この時は、初めて橋上から舟を狙うカメラマン達の姿を、舟上から仰角で眺めたものである。

場所は違うが、これと同じシチュエーションで、橋の上から写真を撮られた思い出が蘇った。

嘗てヴェネチアを訪れた時、ゴンドラに乗船して、沢山有る橋の下を潜り抜けるたびに、大勢の観光客に橋上からカメラを向けられた事を、懐かしく思い出したのであった。


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「はいチーズ」
<<日本>>--川越--


舟遊びをするために乗船した女性たちに、記念写真のシャッター・サービスをする船頭さん。

我々が乗船したのは、小舟の一番最後の席となり、船頭さんが竿を挿す前の一時を前の席に座っている女性たちの希望に答えて、シャッターを押していた。

こんな小舟だと、体重の重い私が乗ると、結構揺れるのを実感した。

この船頭さんたちは、市の観光協会の要請で、こうして小舟を操っているが、日頃は何をしているのかなと関心が向いた。

こんな舟遊びが出来るのが、桜の時期の一日だけだというのが、惜しい感じもしたが、桜と同じでこの時期だけと言うのが、還って良いのかも知れない。


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「喧騒を避けて」
<<日本>>--川越--


賑やかな花見の人々が集まる場所を避けて、川辺で2人だけの花見を満喫する女性たち。

川面一面の花びら、まだ咲き誇っている桜たち、特設舞台では地元同好会の女性たちの舞踊、そしてその先には舟遊びの小舟と、のどかな春の舞台が整っているような光景である。

去年までは、対岸に見える渡し場が、舟遊びの客を乗降させる場所であった。

今年は前方に見える橋の先に、立派で安全な渡船場が出来、そこが舟遊びをする人たちの渡し場となった。

そして更に乗船する人たちは、全員貸し出されるエア・バックを着用する事が義務付けられた。

年々評判になった舟遊びを、安全安全に実行しようという市の観光協会の心遣いなのであろう。


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「航跡」
<<日本>>--川越--


舟遊びの小舟が通り過ぎた川面に、花びらの絨毯を掻き分けた航跡が残る。

満開の時期をちょっと過ぎ、風で舞い落ちた花びらが、川面一面に敷き詰められている。

表現はちょっと異なるが、まるで南極の砕氷船が、流氷を掻き分けて行くような感がある。

この時から既に日にちは6日過ぎた。

華やかだった川越の新河岸川のこの周辺は、今は訪れる人もまばらで、桜の新芽が出て、次の新緑の時期を迎える準備をしている頃だろうか。

世の中は3日見ぬ間の桜かな、の句がぴったり当て嵌まる頃であろう。


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「花と美人と舟遊び」
<<日本>>--川越--


満開を少し過ぎた桜と、花びらが敷き詰められた川面を行く小舟、そして撮影会の和服のモデル嬢と、三拍子揃った光景を一枚の写真に収めた。

しかしこの場面での主役は、なんと言っても咲き誇る桜の花達だろう。

ピンクの桜と、白いソメイ吉野が一緒に咲いている姿も、艶やかで良いものだと思った。

我々は、舟遊びの乗船を待つ間、こんな光景を楽しみながら時間をつぶしたものだ。

女房は、花より団子と言ったところで、丁度お昼も過ぎた時間なので、市の女性達が販売する弁当や、もつ煮込みを買いに行ったようだ。

この日は雨こそ降らないものの、ちょっと花冷えのする日で、暖かいもつ煮込みの汁が美味しかった。


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「華燭の典」
<<日本>>--川越--


川越氷川会館から、氷川神社祭殿までの間を、静々と進む結婚式の行列。

4月4日は大安の休日とあって、縁結びの神社として知られている氷川神社は、結婚式のラッシュであった。

舟遊びの整理券を手に入れた後、乗船までの間、2.5時間も間が有ったので、境内をぶらついていたら、丁度この行列に遭遇した。

巫女さんを先頭に、笙や横笛などの雅楽に続いて、綿帽子を被った花嫁、羽織袴の新郎、そして親族の行列が続く。

私の従弟も、嘗て此処で結婚式を挙げたものだが、当時私が結婚式の様子を撮った写真は、白黒であった。

今は、高校の先生をしているその従弟も、後数年で定年だと言うから、時の移ろいの速さを、しみじみと感ぜざるを得ない。


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「桜美人②」
<<日本>>--川越--


前出の女性のちょっと下向きのアングルが素敵なので、再度シャッターを切った。

私はカメラに向かって目線を向けるポーズも良いが、こうしてちょっと恥ずかしげに下を向いた瞬間が、若い女性の内面の心理を表現しているようで好きである。

こんな女性の姿を見ていると、私の次女が嘗て若い頃、自動車ショウや着物ショウ等のモデルをしていた事を思い出してしまう。

外車ジャガーのモデルとして、ターンテーブルの上でポーズを取っていた娘を、友人と連れ立って見に行った事などもあった。

その娘も、今は小6の娘を持つ母親として、様々な会の役員などをしているのだから、月日の経つのは早いものである。


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「舟遊び②」
<<日本>>--川越--


舟に乗る人、橋上からそれを眺めて写真を撮る人、共に舟遊びの様子を楽しむ人々の光景を、ベストポジションから狙ってみた。

この新河岸川の両脇に咲き誇る桜並木は、世界大戦の時の戦没者を慰霊するために、両川岸に植えられたものだと言う。

それが今は古木となり、平和な日本の春のひと時を、桜狩をする人々に楽しませてくれている。

この舟遊びに乗船するために、我々は10時半から整理券を貰うために並び、整理券をゲット出来たのが12時、更に乗船は3時からとのことで、舟から桜並木を眺めるためには、一方ならぬ苦労を強いられたのであった。

しかし、かねがね一度は川に浮かぶ小舟の上から、この桜並木を眺めて見たいという念願から、意地でも乗船を実現しようと、二人して待ち続けたのであった。

最初に舟遊びを楽しんだ、写真の和服の男女は、どうやら市の特別招待の人々であったようだ。

我々夫婦は、乗船時間を待つまでの間、公民館で開催されている様々な催し物や、氷川神社での大安吉日の結婚式の様子など見て歩き、飽きる事無く時間を過ごしたのであった。


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「舟遊び」
<<日本>>--川越--


満開を過ぎた桜並木の下で舟遊びを楽しむ女性たちの光景。

4月4日は川越市の観光協会による、新河岸川の舟遊びの日であった。

気遣われた天候も、花曇りの一日ではあったが、雨が降ることも無く、無事に催行された。

今年は満開の時期が早かったため、桜吹雪の頃となり、川面一面に花びらで埋め尽くされた水上を、和服姿の女性たちが舟遊びを楽しんでいた。

毎年この時期に写真を撮りに行っていたが、自分がこの舟遊びを楽しむ事は無かった。

今年こそはと、女房と連れ立って乗船するための整理券を確保し、遂に舟遊びを実現することが出来た。

暫くはその時の様子や、氷川神社付近の春の一日の光景を載せてみようと思う。


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「花見の宴」
<<日本>>--自宅付近--


町内の身近な桜の名所での、花見の宴の光景。

我が町でも、桜の名所と言われる場所が幾つか有る。

近所の人や、趣味を同じくする同好会のメンバーが、天気を見計らいつつ、誘い合っての花見となる。

身近な場所で、桜を愛でながらの飲食は、気心の知れた相手だけに、何の遠慮も無く話に花が咲く。

手前のピンクの花も桜だろうか、背景の染井吉野との花の競演と言った所である。

今年の桜は満開になるのも早く、日当たりの良い場所で数日早く満開になった桜は、早くも葉桜となってしまっている。


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「再会」
<<日本>>--神田--


有志の肝いりで、神田に集合した、嘗ての同業他社の面々。

嘗ては各々が、それぞれの会社の企業戦士として活躍した仲間が、一堂に会した。

ほとんどのメンバーが、会社を退職してから再会する事、十数年ぶりである。

中には、暫く会っていなかったので、昔のイメージが暫く思い出せない人も居た。

しかし、飲むほどに酔うほどに、現役時代の厳しい企業間競争が話題となり、当時の切磋琢磨した熾烈な遣り取りが鮮明に蘇るのであった。

一病息災と言うが、70才を越えると、何処も何も悪くないと言う人は皆無と言って良い。

それでもこうしてお互いに再会する事が出来、春うららのひと時を、こうして楽しく酒を酌み交わし、楽しく過ごす事が出来た事に、心から感謝したい。

出来る事ならこのメンバーで、再度杯を交わす事が出来る事を、帰宅早々祈る自分であった。


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「夕暮れの公園」
<<日本>>--自宅付近--


ちょっとお使いに出掛けた時の、近所の公園の風景。


昼間は賑わったであろう公園も、少年が一人遊びをしている姿が見られるだけである。

時刻は5時、すっかり日が伸びた昨今は、5時でもまだ夕日が輝いている。

高層マンションに夕日が当って、眩しいくらいだが、公園の桜も負けじと輝いている。

昨日今日の暖かさで、一気に満開になった桜は、何処に行っても今を盛りと咲き誇っている。

この暖かさが続いたら、桜も一週間は持たずに散ってしまうのではなかろうか。

明日は昼間神田に集合して、10年振り位の現役時代の同業他社の面々との再会、飲み会である。


余勢を駆って、夜桜見物となるかどうか…


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