2014年08月の記事


「ゴア・ガジャの前で」
<<インドネシア>>--バリ島--


バリ島の古代遺跡の前で、ワヤン君に記念写真を撮ってもらった。

メンバーが一人足りないのは、仲間の一人が古代遺跡を見るより、参道にたくさん有る土産物店で、買い物をしていた方が良いと、見学に不参加だったからだ。

11世紀頃に作られたこの古代遺跡は、岩を刳り貫いた洞窟(ゴア・ガジャ)の中に有り、現地の言葉で「象の洞窟」を意味するのだという。

暗い洞窟の中には、ヒンズー教で有名な、ガネーシャ神やリンが(男根)が祀られている。

また洞窟手前の広場には、19世紀に発掘された6人の女神が彫られた沐浴場が、ほぼ完全な形で現存している。

此処に入場するには、入口で赤いサロン(腰巻)を貸してくれ、それを巻かなければならない。


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「珍しい光景」
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バリ島の古代遺跡、ゴアガジャの見学に行く途中の参道で見掛けた光景。

この若い女性が見詰めているのは、大きな植物の実をビニール袋で包んである、不思議な光景である。

一体この袋の中の実は何なのであろうかと、ワヤン君に聞いたところ、ワヤン君が現地語で彼女に聞いたら、カカオの実であるという。

ご存知のように、カカオの種は、チョコレートの原料であるから、こんな果実の中の種がチョコレートになるのかと、改めて見識を新たにした。

日頃事有る毎に口にするケーキなどには欠かすことの出来ないチョコレートであるが、それがこんな実の中に存在しているとは、全く知らなかった。


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「ジャコウネコ」
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植物園の中で飼われているジャコウネコ、別名ハクビシンの姿。

このジャコウネコの檻は、此処の他に何箇所か有り、何匹かのジャコウネコが飼われていた。

恥ずかしい話だが、私はこの動物の姿を直に見るのは、この時が始めてであった。

ビデオで撮った動画の中から、写真としてピックアップしたので、画像が鮮明ではないが、外観はお分かりいただけると思う。

今日本では、このハクビシンがペットで飼われていたのが、捨てられて野性化し、農作物を荒らすことで被害が出ていると聞く。

このタヌキともキツネともつかないジャコウネコが、コーヒーの実を食べて、胃の中で消化されずに糞として排泄された実を乾燥し、コーヒーとして飲むと、独特の芳醇な香りがして、コピルアクと命名され、高価なコーヒーとして売られているのである。


私は糞を乾燥している実態を見て、何となく試飲や購入をする気が起きなかった。


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「試飲会」
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植物園の中にあるお試しコーナーでの光景。


野趣あふれる植物園の中にある、この試飲のためのテーブルは、木材彫刻の豊富なバリならではの、自然の木を利用した、一枚板のテーブルである。

此処では様々なドリンク類を無料で試飲する事が出来る。

私は、バリに来たら必ず買って帰る生姜湯を注文した、日本でも生姜湯の粉末は売られているが、バリのものは、味が濃く、日本で売られているものより、はるかに美味しいからだ。

他の仲間達は皆、ハクビシンの糞を混ぜたバリ・コーヒーを注文していた。

ハクビシンの糞と言うと、何だか気持ちが悪い感じがするが、この粉末を入れたコーヒーは、とても香りが良く、体にも良いそうである。

まだ体験したことの無い方は、一度騙されたと思って、試飲してみるのも良いであろう。

ちなみに此処で試飲した仲間達は、皆このバリ・コーヒーをお土産に買っていた。



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「豆を炒るおばさん」
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植物園で収穫したコーヒー豆を炒るおばさんの姿。



長かった旧盆の年中行事からやっと解放され、ページのメンテナンスが出来た。

今年はちょっと大きくなった孫娘(3才8ヵ月)達が、10日から泊まりに来ていたため、余計な手間が掛ったので、写真のメンテが出来なかった事を、ご容赦頂きたい。

さて本題に戻り、この光景は一つのデモンストレーションのようであり、植物園の中の売店で売られている全てのバリ・コーヒーを、このおばさんが人手で炒っているとは思えない。

しかし周囲にはコーヒーを炒る香ばしい匂いが漂っていて、試飲所ではついどんな味なのか試飲したくなる。

それにしても、竈で薪を燃やしての作業は、一昔前の日本の懐かしさを髣髴とさせる光景であった。


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「豆を炒るおばさん」
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植物園で収穫したコーヒー豆を炒るおばさんの姿。



長かった旧盆の年中行事からやっと解放され、ページのメンテナンスが出来た。

今年はちょっと大きくなった孫娘(3才8ヵ月)達が、10日から泊まりに来ていたため、余計な手間が掛ったので、写真のメンテが出来なかった事を、ご容赦頂きたい。

さて本題に戻り、この光景は一つのデモンストレーションのようであり、植物園の中の売店で売られている全てのバリ・コーヒーを、このおばさんが人手で炒っているとは思えない。

しかし周囲にはコーヒーを炒る香ばしい匂いが漂っていて、試飲所ではついどんな味なのか試飲したくなる。

それにしても、竈で薪を燃やしての作業は、一昔前の日本の懐かしさを髣髴とさせる光景であった。


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「休憩時間」
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林の中の植物園を訪れた時のスナップ。

此処はコーヒーの栽培や、様々な薬草類を栽培している、規模の大きな植物園である。

彼女達は此処の従業員のようだが、丁度休憩時間らしく、我々が此処に到着した時に、入口横の茂みの中で、皆で一休みしていた。

私がカメラを向けると、彼女達は愛想良く、健康的な笑顔で応えてくれた。

此処では、様々な植物が自然の中に植えられていて、何の木だか名前が付けられている木々の小道を歩いて行くと、ハクビシンなどの動物の小屋が有るのには驚いたものである。


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「棚田遠望②」
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こちらは食事を摂ったレストランの裏庭、駐車場の有る方から見た、棚田の様子である。

これが同じ棚田かと思うくらい、光景はがらりと変わる。

深い渓谷と、急峻な椰子の木の森林を切り開いて、棚田を作ったような感じである。

棚田を耕作するにしても、今まで見て来たなだらかな丘陵地帯の中の田圃とは違って、かなりの労力を必要とするであろう。

田の日当たりも、真昼間だと言うのに、山や森林の陰に遮られて、かなり差が有る。

こんな光景を見て、同じジャテルイの棚田でも、耕作地の所有者は皆違うのかなと、疑問に感じたのであった。


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「棚田遠望」
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実に綺麗に整備された、ジャテルイの棚田の光景。


此処が望めるのは、レストランを降りた所に有る道からの眺めである。

同じ棚田でも、こちら側の光景は、なだらかな丘陵の斜面に沿って、最上部まで棚田と、畦道が実に清々しく、整備されていてとても気持ちが良い。

しかし、この光景とは対照的に、レストランの裏側から見る棚田は、実に荒々しく渓谷の合間を縫って棚田が展開されているのである。

その光景は、明日載せて見たいと思う、恐らく同じ棚田とは思えない異質な光景であろう。


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「田の草刈り」
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ジャテルイの広大な棚田の一角で、田の草刈に余念の無いお百姓さんの姿。

どうやらこの一廓は、稲が植えられておらず、意識的に牧草を生やし、それを刈り込んでいるようである。

刈り込んだ牧草を大きな袋に詰め込んで、担いで行くのだろうか。

一体この牧草は何の為に生やし、そして刈り込んでいるのであろうか。

この広大な棚田の中で、たまたま我々が訪問した時は、辺りを見回した限り、お百姓さんが農作業をしている姿は、この人だけであった。

これらの牧草は、田圃の耕作作業に使用する牛などの餌にするのか、それとも肥料にするのか、目的が分からなかった。

分からないと言えば、彼の後ろに植えられている、棒で支えられた植物は一体何なのであろうか。


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「可愛いお客さん」
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我々が食事をしている近くのテーブルで食事をしていた、可愛い外人の男の子。

バリ島は、オーストラリアなどから近いせいか、欧米人の観光客がとても多い。

この男の子も、家族ぐるみで此処ジャテルイの棚田見学に来たようで、近くに両親や祖父母と思しき人達が、別のテーブルで食事をしていた。

私もいつかは我が一族郎党を従えて、バリに行ってみたいものだと、女房と話しているのだが、果たして実現するかどうか。

下の孫がこの子と同じ位の年齢になるのには、まだ5、6年は掛るだろうから、それまで元気で居なければならないが、それは神のみぞ知るところである。

そんな事を食事をしながら、おぼろげながら考えていたのである。


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「広大な棚田」
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はるか彼方まで続く棚田の光景。

こんな様子がぐるりと360度続いているのが、ジャテルイの棚田である。

流石に南国らしく、あちこちに椰子の木が茂っていて、遠くには村の建物群を見ることが出来る。

高層ビルが無いのが、昔の日本の原風景と似ているのかもしれない。

一年が三毛作のバリ島では、さぞかしお百姓さんたちは、田植えや稲刈りに忙しいことだろうと思う。

ましてまだ機械を使っての農作業ではなく、牛や人力による作業が中心だから、この棚田を維持するのは、想像を絶する重労働となる事であろう。


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「棚田にチャレンジ」
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昼食を摂った後、仲間の一人が棚田の中へと降りて行った。

昔から旅を共にしている彼は、流石に我々メンバーの中では一番若いので、棚田に降り立って、田圃の中にある小屋の所まで歩いて行った。

食後の腹こなしには丁度良いのかもしれないが、他の仲間は私も交えてこの暑い中を、とても田圃の畦道を歩く元気は無い。

こんな時、若いと言う事は、何にも替え難い特権であると痛感するのである。

それにしても、田圃の中の所々に点在するこれらの小屋は、一帯何のために有るのであろうか、肥料などを保管する場所だとしたら、余りにも無用心のような気がするのだが…


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