「棚田にチャレンジ」
<<インドネシア>>--バリ島--


昼食を摂った後、仲間の一人が棚田の中へと降りて行った。

昔から旅を共にしている彼は、流石に我々メンバーの中では一番若いので、棚田に降り立って、田圃の中にある小屋の所まで歩いて行った。

食後の腹こなしには丁度良いのかもしれないが、他の仲間は私も交えてこの暑い中を、とても田圃の畦道を歩く元気は無い。

こんな時、若いと言う事は、何にも替え難い特権であると痛感するのである。

それにしても、田圃の中の所々に点在するこれらの小屋は、一帯何のために有るのであろうか、肥料などを保管する場所だとしたら、余りにも無用心のような気がするのだが…