「ロータス・ハウス②」
<<インドネシア>>--バリ島--


ワヤン君との最初の出会いが有った、ロータス・ハウスのカフェの様子。

夜のジェゴク(竹の打楽器を中心とした、バリ独自のオーケストラ)の演奏会まで、まだ時間があるので、此処のカフェで軽い夜食を摂った。

何と此処でもまた、思わぬ偶然の出来事が起きたのである。

ワヤン君の高校時代の同級生の女性が、ウェイトレスとして働いていて、我々の席にオーダーを取りに来て、ワヤン君と顔を見合わせた時、お互いに最初は怪訝な顔をしていたが、一言二言話している内に、二人の顔が驚きに変ったのだ。

何を話しているか、我々はチンプンカンだったが、彼女が去った後、ワヤン君から高校時代から卒業後一度も会っていなかった同級生と、偶然再会したのだという。

お互い十代の少年少女だったのが、それぞれ2児の父親、母親になっているのだから、驚くのも当然であったことだろう。

どうも此処のロータス・ハウスは人と人を結び付けるご利益が有るようである。