「興味津々」
<<日本>>--川越--


欧米でも恐らく懐かしいであろう、品の数々を眺めるのに余念の無い外人さんたち。

私も興味を引いたのは、この古色蒼然たるタイプライターである。

確かにパソコンが普及するまでは、文字キーのハンマーで、インクの付いた文字を紙に打ち付けるタイプライターが主であった。

しかし同じタイプライターでも、こんな古めかしい形のタイプライターを見たことが無い。

外人の子供が面白がって、キーを叩いていたが、果たして今でも使用出来る品物なのであろうか。

こうして見ると、わずか一世紀足らずの間に、我々の生活は著しい変化を遂げるものであると、改めて認識せざるを得ない。

更に最近では、いちいちキーボードを叩かなくても、声や指一本で画面をタッチすると、文字を入力する事の出来るタブレット端末やスマホなどが、主流になりつつあるから驚きである。