「軍帽」
<<日本>>--川越--


蚤の市に展示販売されていた、在りし日の日本軍の軍帽の数々。

どうやってこのような古物を、この古物商は手に入れたのか分からない。

しかも大東亜戦争時代に、日本軍の下級兵士が使用した二個の赤い帯の陸軍の軍帽は、まだ新しい物に見える。

向かって左の物はいつの時代の物であろうか、それとも同時代の海軍の軍帽か、或いは警官の物であろうか。

下段に有る物は、明治時代に使用した軍帽なのであろうか。

菊の紋の徽章が真ん中に付いており、如何にも古さを感じる。

金糸の帯が多い方が、位の高い将兵が被った物なのではないかと、嘗ての大作テレビドラマ「坂の上の雲」なので、見た様な記憶が有るが、定かではない。

いずれにせよ、これらの品々が、いつの時代の物なのかは、当時の事を知る先輩でなければ、判別出来そうにない。