2012年04月の記事


「高台からの眺め②」
<<スペイン>>--グラナダ--


高台にある回廊から眺める、城壁とグラナダの街の光景。

この回廊からは宮殿を通して、はるか遠方の風景を俯瞰する事が出来る。

前方に見える城郭や塔などは、遂に行く事は無かった。

アルハンブラ宮殿は、あまりにも広過ぎて、半日くらいの観光では、とても見て廻る事は不可能である。

ライオンの中庭など、有名な見所もどうやら見過ごしてしまったようである。
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「高台からの眺め」
<<スペイン>>--グラナダ--


庭園の脇の高台から下を眺めた光景。

回廊が有り、次の部屋にはこの回廊を歩いて行くことが出来る。

紫色の花は、一体何の花なのであろうか、花音痴の私には、ただ綺麗な花だなという事しか言えない。

この宮殿は、こんな高台に有るのに、暮らしに不自由しないのは、水が豊富だからである。

まだ此処から見る限り、宮殿はずっと続いているようであるが、とても先の方まで行く事は不可能であった。
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「塔をバックに」
<<スペイン>>--グラナダ--


イスマイル一世の在位を祝福して建てられたと言う塔の前での記念写真。

此処が撮影ポイントだと言う事で、すかさず写真を撮ったり撮られたり、観光客丸出しと言った感じだ。

前出したアセキアの中庭を出て、次の宮殿に行くまでの間に、この場所がある。

背景の樹木が影になって黒く、人物と塔に太陽が当るので、はっきりと写真は撮れるが、いささか眩しい感じがする。

あまりにも広大な宮殿内を散策するだけで、かなりの時間と労力が必要だと言う事を実感したものである。
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「庭園③」
<<スペイン>>--グラナダ--


宮殿からちょっと離れた場所に、ヘネラリフェと呼ばれる、王族の夏の別荘だった場所がある。

此処はその中庭で、アセキアの中庭と呼ばれている。

アセキアとは、「掘割」の意味であり、幅約50センチの堀の両脇からは、シェラネバダ山脈から流れてくる雪解け水を利用した噴水が、年中絶え間なく、アーチ状の水を噴出している。

最近流行の、噴水が色々な形に変化するような奇を衒う物ではなく、素朴に絶えず水を出し続けている状態は好感が持てる。

此処の庭を、綺麗に維持するための作業員の姿が、画面に映っているのがお分かりいただけるであろう。
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「庭園②」
<<スペイン>>--グラナダ--


宮殿の各部屋を仕切る中庭には、このような池を配した場所が随所にある。

水の豊富なこの宮殿は、必ずと言って良いほど、造園と池が一体となっている。

そしてこの池の水は、様々な噴水から水を供給しているのである。

オレンジと白を配した石の建物と、緑の植木、青い水が絶妙な対比で、この宮殿を潤いの有る物にしていると言えるだろう。

グラナダのイスラム教の総本山であり、城でもあるこの宮殿が、決して殺伐なものでない要因は、この水を配した庭園のお蔭と言っても、過言ではないであろう。
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「庭園」
<<スペイン>>--グラナダ--


アルハンブラ宮殿の、数ある庭園の中の一場面。

この宮殿は、水の宮殿といわれるだけあって、様々な庭園の中は、実に見事に池が配置されている。

シェラ・ネバダ山脈からの豊富な雪解け水を、巧みに宮殿の中に引き入れて、豊富な水によって、邸内の樹木は青々と精気に満ちて繁っている。

それぞれの庭園は、造園師によって様々な形に造園されていて、見るものを飽きさせない。
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「家並み」
<<スペイン>>--グラナダ--


宮殿の回廊から、真下に広がる家並みを撮ってみた。

街路樹の繁る道路の先には、グラナダ特有の家々が立ち並んでいる。

三階建てのロの字型の家の屋上には、更に家が増設されていて、周囲のスペースはテラスになっているようである。

此処でお茶をしながら、アルハンブラ宮殿の威容を眺めるのも、乙な物ではないだろうかと推測してみた。

地の利を得たこの場所の家に住む人々は、朝な夕なにこの宮殿を眺める事が出来るのだから、さぞかし誇りに感じる事であろう。
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「防御壁」
<<スペイン>>--グラナダ--


アルハンブラ宮殿の回廊から眺める風景を、ズームアップしてみた。

グラナダの山側を拡大してみて、初めて分かったのだが、キリスト教徒などの外敵から街を守るために、防御壁が、山の上までずっと続いているのである。

嘗て中世の頃、この壁は作られたというが、万里の長城ほどではないにしても、矢張りグラナダも城郭都市であることに間違いない。

そして、街の中央には、優雅な街並みがびっしりと林立しているが、こんな山の中腹には、地形を利用した貧しい家屋が散見出来る。

何処の国にも、貧者は居るものだと、撮った写真を見て実感したのである。
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「宮殿からの眺め②」
<<スペイン>>--グラナダ--


アルハンブラ宮殿の、次の部屋に行く途中の回廊から眺めるグラナダの街並み、その2。

カメラを、右方向の山側にパーンした光景である。

次回アップするが、この山に沿って、外敵を防ぐための高い石塀が、ずっと山の上まで続いていて、その城壁の外側には、今でもほとんど家が無いのである。

14世紀末、キリスト教徒の軍隊の侵略を防ぐために作られたというが、内乱によってグラナダはキリスト教の攻勢により、陥落する運命にある。

しかし、見事なイスラム芸術の粋を集めた、このアルハンブラ宮殿は、破壊される事無く残されたのである。
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「宮殿からの眺め」
<<スペイン>>--グラナダ--


アルハンブラ宮殿の、次の部屋に行く途中の回廊から眺めるグラナダの街並み。

桜の時期も過ぎ、再びスペインシリーズに戻った。

この回廊からは、180度のグラナダの街の光景を眺める事が出来る。

小高い山の上に建つアルハンブラ宮殿は、このように街を見下ろすことが出来、場所によってその光景は様々に変わる。

日本の街並みとは、全く異なるオレンジ色の屋根が続く、石の家が立ち並ぶこの光景は、ヨーロッパの街並みの典型と言えるだろう。

この情景を眺めていると、今自分はスペインに居るのだな、という実感が湧いて来るのである。
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「桜吹雪の下で②」
<<日本>>--大宮--


桜の花びらが舞い散る下で、ティショットを打つ同伴競技者の姿。

こんな光景の中でゴルフが出来るのは、年に1回の事だろう。

キャディさんが良い写真が撮れましたかと聞いたが、携帯のモニター画面は明るい日差しの下では、何が写っているのか良く確認出来ない。

帰宅してパソコンに接続して画面を見て、初めてちゃんと撮れていたなということになる。

最近の携帯電話のカメラ機能は、かなり良い物が出て来たようだが、私のは数年前の物だから、無理のようである。

競技会の最中だというのに、私は物見遊山の気分が半分と言った所だろう。
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「桜吹雪の下で」
<<日本>>--大宮--


今日は私の所属するゴルフクラブの競技会であった。

自分達の同伴グループのティショットを待つ間、持参した携帯でコースの様子を撮ってみた。

春の日差しは暖かく、私は半袖のポロシャツでプレーした。

時折風が吹くと桜吹雪が舞い散り、スコアーはどうでも良い気分になる。

本当はカメラを持参して撮りたい所だが、流石に競技会であるので、同伴競技者の手前、不謹慎だろうと思い、携帯で我慢した。

協議終了後のパーティと成績発表で、思わぬ入賞となり、篭一杯のフルーツセットをゲットしたのは何よりであった。
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「願掛け」
<<日本>>--川越--


喜多院の境内に有る香炉の煙を体に着けて、願を掛ける子供達。

いつからこのような習慣が出来たのだろうか、此処に来ると誰もが線香の煙を、自分が良くしてもらいたい所に着けると、願が叶うという。

親が子供に教え、そしてまたその子供が親になって、子供に教えて行くのだろう。

こんな春爛漫の好天気の桜狩の日は、誰もが自然と顔に笑みがこぼれるようである。

日本の四季は、地方によってかなり様子が違う、こちらでは今が桜吹雪の気候で有るが、これから春を向かえる東日本の人たちの顔にも、こんな笑顔が戻ることを祈ろう。

桜の次は、風薫る青葉の季節、明日行くゴルフコースの芝も、日毎に緑を増していることであろう。
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「花の競演」
<<日本>>--川越--


前方が見えないくらい、見事に咲き誇る桜花の姿。

手前の桜は満開であるが、先の方に有る桜は、まだ8分咲きといった様子である。

桜の木も日当たりの違いによって、若干咲き具合が違うようだ。

きっと今頃は全ての桜が満開となり、桜吹雪の中を歩けることであろう。

この場所は、境内を上がった所にある、私の一番お気に入りのビューポイントなのだ。

手前の桜の白さを強調するために、日中シンクロで撮影した。

上空一杯に咲き誇る桜の下では、老いも若きも春爛漫の中を日本の春を満喫していた。
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「花より団子」
<<日本>>--川越--


桜をよそに、食べることに余念の無い桜見物の人々。

喜多院の桜は真っ盛り、矢張り満開の桜の下では、食欲も一段と増すのだろう。

嘗ては一升瓶を片手に、宴会を催すグループが大半であったが、世の中変われば変わるものである。

此処では、飲食は自由で有るが、飲酒は禁止のようである。

一升瓶を持ち込んだものの、巡回する係員に注意されるから、昔のように酔客の乱痴気騒ぎは見当たらない。

最近は、ノンアルコールのビールが、主流になっているようである。

花見客も、静かに食べて談笑するのが、中心になったのだから、花見の宴も大分マナーが良くなったものだ。

そういえば、先日のニュースでもワシントンのポトマック川の桜見物も、アルコール持ち込み禁止とのことであったから、行儀の点では、日本も先進国になったと言えるだろうか。
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「桜花の下で」
<<日本>>--自宅付近--


満開の桜の下で、リトルリーグの子供達が、監督のアドバイスを受けていた。

所用で出掛けた帰り、近くの小学校の脇を通ったら、桜が満開であった。

満開の桜はこの時期ならではと思い、持っていた携帯で桜を狙ったが、興味は監督の厳しい指導を受けている子供達に移った。

バントはフルスィングでバットを振るより難しいんだ、それが上手く出来なければ、チームとして得点を重ねることは出来ないと手厳しい。

真剣に監督の指示に聞き入る子供達の姿と、それを見守る父兄であろうコーチたちの姿が、春爛漫の校庭に清々しい光景を描き出していた。

優しい春の太陽の影が、少年達の居る地面を描き、厳しい冬を乗り越えて、今年も春が巡って来たなと実感した一齣であった。
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「外光」
<<スペイン>>--グラナダ--


大使の間の、二連窓から差し込む外光に映し出された部屋の装飾。

窓の下の大きな嵌め込みの格子窓も、絶妙な模様が実に美しい。

部屋の内部の黄金色に輝く壁は、部屋に置かれた照明によって、外光とのバランスが対照的である。

部屋のいたる所の光景が、様々な形で絶妙に演出されているので、見過ごす事が出来ないのだ。

こうしてアルハンブラ宮殿の、様々な部屋の見所を載せてきたが、外の光景も内部に劣らず見応えがあるので、そろそろ目を外に向けてみようと思う。

丘の上に建てられたこの王宮は、グラナダの要塞であり、シンボルでもあるので、街のどこからでも仰ぐ事が出来、市民の誇りなのである。
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「諸王の間」
<<スペイン>>--グラナダ--


アルハンブラ宮殿の、ライオンの中庭の脇には諸王の間が有る。

歴代の王、10人の肖像画が有るところから、その名が付けられたという。

此処には幾つかの小部屋が有り、王の寝室もその中の一つである。

こんな装飾を眺めながら、王たちは眠ったのであろうか。

先日フェルメールを特集したテレビを見た。

光の魔術師と言われた彼の絵は、当時非常に高価だった青い絵の具を貴重にして、光の世界を実現したのだと言う。

此処でも、珍しく青い塗料を巧みに利用しているのが分かる。

イスラムの王達は、高価な青い絵の具を使用するのは、その財力から言って不可能ではなかっただろうから、此処の間でも使用したのだろうか。
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「二姉妹の間」
<<スペイン>>--グラナダ--


歴代の王妃達が、過ごしたと言われる夏の住居。

八角形の天井は鍾乳石装飾(モカベラ)が施されており、各部屋の天井の中では一番美しいとされている。

天井は二段になっており、二連窓から差し込む柔らかな光で、装飾を一層美しく輝かせる。

二姉妹の間の由来は、部屋の中央に敷かれている、大きな二枚の大理石から来ているのだという。

正にイスラム芸術の極致といえるのではないだろうか。
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「ある空間」
<<スペイン>>--グラナダ--


此処もまた不思議な感じのする空間である。

こちらの部屋を通して、反対側にある部屋の様子が伺えるのである。

どうやらこちらの部屋を出た所から、回廊を廻って前方に見える部屋に行けるようである。

複雑に構成された幾つもの部屋は、狭い中庭の下から差し込む外光によって、見事なその外郭が分かるようになっているようである。
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「タイルの壁画」
<<スペイン>>--グラナダ--


アベンセラへスの間から、次の部屋に行く途中には、このような壁画が埋め込まれている。

彫刻でなく、色鮮やかなタイルの壁画や壁も随所に見ることが出来るのだ。

タイルの絵の中には、文字も見受けられるが、何が書いてあるのかは判読出来ないが、歴代の王たちが、自分がこれらの壁画を造った事を現す、証拠なのであろうか。

いずれにせよ、此処の宮殿の随所に施された、これらの装飾は、見て歩いても飽きることの無い空間なのである。
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