「アルハンブラ宮殿」
<<スペイン>>--グラナダ--


中国西安の華清池見学を終えた、区切りの良い所で、またスペインシリーズに戻った。

此処は、グラナダを代表するアルハンブラ宮殿の、入口に位置するサンタ・マリア教会である。

イスラム芸術の粋を集めたこのアルハンブラ宮殿は、スペインの世界遺産の中でもあまりにも有名で、知らぬ人は居ないであろう。

イスラム王朝最後の砦として、12世紀前半から170年の歳月を掛けて完成したこの宮殿も、完成後間もなく、イスラム勢力はキリスト教徒に制圧され、グラナダ陥落と共に、この宮殿から王族は追放された経緯が有る。

だから、宮殿の敷地内にも、キリスト教会が存在するのである。

しかしその建物も、周囲の宮殿と調和を図るために、建築様式や壁の模様などは、イスラム建築そのものである。

編集 maria : お城みたいだけど教会なのね