「華清池」
<<中国>>--西安--


玄宗皇帝と楊貴妃の寝所の前には、温泉が湧き出ている大きな池がある。

本来華清池の名前は、この池の名前であったようである。

この池の手前に、石に沢山の文字が刻まれた、巨大な文章が記されている。

中国語が分かれば、これが五行詩なのか、この池の由来を記した説明文なのかが分かるのであろうが、残念ながら理解出来なかった。

現地ガイド高さんにこれは何だと聞いたら、楊貴妃が玄宗皇帝に送った詩であるとのことであった。

良く見ると、どうやらこの石に刻まれた文章は、木簡を象っているようである。

中国の歴史ドラマなどを見ると、このような木簡に文章を認めて、手紙として相手に渡している場面が良く出てくる。

だからこれも、木簡を開いた様子を、石に刻んだ物と思われる。