「松江城」
<<日本>>--松江--


巨大な石垣と大杉の木の間から見る、松江城の雄姿。

様々な現存する城を見る度に、どの角度から撮ったら、絵葉書のようにならずに済むか苦労するものである。

松江城は別名千鳥城という愛称で呼ばれており、1611年関が原の戦の後、出雲・隠岐を拝領した堀尾吉晴が5年の歳月を掛けて開府した。

丁度今年が開府400年目に当り、重要文化財から、国宝指定の運動が行われている。

天守閣は全国に当時のままの姿で現存する12城の一つで、天主の平面規模は2番目、高さでは3番目、古さでは4番目との事である。

この城を訪れる前は、松江に城が有る事さえ知らなかった私は、どうせ有っても、大阪城のように後年再建された、外観は城でも、コンクリートで造った城程度にしか思っていなかった。

しかし城の内部に入って見て、築城当時と変わらない姿で、歴史を留めている状況に感動したのであった。