「街への入り口」
<<スペイン>>--クエンカ--


橋を渡り終わって街の中への入り口は、こんな所に有った。

何と家の下部の一部を刳り貫いたトンネルを潜って、街の中に入って行くのだ。

この家が、例の宙吊りの家の一部である事は、家の壁に貼り付けてある看板で知ることが出来る。

CASAS COLGADASとは、casaが家、colgadaがぶら下がった、と言うスペイン語だから、日本語訳が、宙吊りの家となるのだろう。

この家の造りを見る限り、かなり確りした岩盤の上に、基礎が出来ているようだから、少し位の地震では大丈夫なのだろうと、納得した次第である。

それにしても、家の下に有るトンネルを潜って街に入るとは、如何にもスペインらしい発想だと、感心したものである。