「サンセット④」
<<ハワイ>>--オアフ島--


真っ赤な太陽も、既に1/4を残すのみとなった。

毎日繰り返される自然現象なのに、こうして刻々と沈み行く太陽を、定点観測でじっくりとカメラに収めたのは、エジプトのナイル川に沈む太陽を、ビデオに納めた時以来のような気がする。

日の出は一日の活動を開始するようで、活気に溢れて眩しく輝いているが、日没は何がしか一抹の寂しさを感じるものである。

太陽が水平線に没する寸前になると、棒のように見える建造物が、やたらと目に付くようになったが、これらの物体は一体何なのか気になり出したものである。

油田らしき塔の先から炎を出しているのは煙突と分かるが、他のものは一体何なのか分からなかった。