シヴァ神の石像
<<インド>>--ヴァラナシ--


ヴィシュワナート寺院の堂内の脇に安置されている、シヴァ神と象の置物。

黒大理石と白大理石で造られたこの二体の石像は、意外と小さくこじんまりとした一室に飾られていた。

シヴァ神が黒いのは分かるが、象が白いのには謂れが有る。

白い象は神の化身で、シヴァ神や釈迦なども白い象に乗っていたとされているからだ。

これらの石造を見ていて思い出したのは、バリ島ウブドのあちこちで見た同じような石像である。

バリ島も、特にウブドでは、今でもバリ・ヒンドゥー教が中心に信仰されているのである。

こうして宗教のルーツが結び付いている所が、あちこちの国を訪問していると、分かってくるのが興味深いのである。