「朝の賑わい②」
<<インド>>--ヴァラナシ--


沐浴に向かう人と帰る人で賑わう、脇道の様子。

此処でも道端で、小枝の歯ブラシを売る女性が見受けられる。

時刻は朝の六時半、辺りもすっかり明るくなり、そろそろ街灯も昼行灯の呈を成してきた頃だろう。

街行く人も、観光客か地元民かの区別が、はっきりと分かるようである。

舗装していない道路は、昔の日本を思い起こさせて、懐かしい感じがする。

たまには土の道を裸足で歩くのも、気持ちが良さそうだと思ったものである。

裸足で歩くことを止めて、もう何十年経った事であろうか。