「小さなお店」
<<インド>>--ヴァラナシ--


裏通りに面した小さなお店があった。

僅か間口一間位の広さしかなく、左の木の扉をばたんと閉めれば、それでこのお店は閉店出来ると言う具合である。

珍しい光景なので、中を覗いたら少年が一人出て来た。

昨日の写真で、若い男女がたむろしていた場所の前である。

この人懐こそうな少年は、何か手に持っていて、私にハローと話し掛けてきた。

どうやらこの少年がこの店の番をしているらしい。

店番と言っても、ほとんど人通りは無く留守番と言った方が良いくらいだ。

雑貨や生活必需品などがほとんどで、これで商売が成り立つのかどうか疑問である。

さてこれから彼との一問一答が始まるのだが、それは彼のアップと一緒に明日載せる事としよう。