「バーラト・マータ寺院」
<<インド>>--ヴァラナシ--


此処はインドの独立運動を記念して1936年に建てられた寺院の入口である。

バーラト・マータとは「母なるインド」を意味している。

ヒンドゥー教の寺院だが、本尊は何と大理石で出来たインド全土の立体地図といった珍しい寺院である。

これはマハトマ・ガンジーが「国が無ければ人は居ない。国は大切なものであり、我々はこれを守っていかなければならない」と唱え、独立運動の高揚を目的にこの寺院を建立したとされている。

地図はほぼ正確に1インチが13キロの縮尺になっており、ヒマラヤ山脈などが聳えている様は圧巻である。

院内は土足厳禁で、お金を出して靴を預けなければならないが、靴下が真っ黒になってしまったのには、いささか閉口した。