2025年02月の記事


四季の趣き 春あけぼの 夏夜 秋夕暮れ 冬つとめて 古文・漢文 枕草子」ETV250205
四季の趣き 春あけぼの 夏夜 秋夕暮れ 冬つとめて 古文・漢文 枕草子」ETV250205

 「春はあけぼの」「夏は夜」「秋は夕暮れ」「冬はつとめて」。お馴染み『 枕草子』の冒頭。
この四句を掲げて「四季のおもむき」=「一番良いところ」を巧みにと。
 番組案内に「豊かな感性とあふれる知性が魅力の『枕草子』」。
 「作者清少納言は、天皇の妻に仕えるエリート女官だった」。「雅な宮廷の文化を解説し、この古典をより面白く読む」。

 素直に読めても「冬はつとめて」部分。
 現代語訳は前掲書『枕草子」の「春はあけぼの」章では「冬=早朝(が良い)」。
 また、「木の花」章は、「雨うち降りたるつとめてなどは」の「つとめて=翌朝」と解するらしい。  https://manapedia.jp/text/5419  「manapedia」から。

 ETV番組「10min.ボックス 古文・漢文とは?」の一テーマ。
 「古典作品をもっと身近に感じ、より深く理解できる10分間!」。かく、案内中。
 掲載画は北海道東部の港湾都市の曙。夕映えの「美」を人は申すも、「曙が」のファン増加中。
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緑茶で認知機能の低下や記憶障害抑止250127
 <1日に3杯以上の緑茶を飲むことが、認知機能の低下や認知症から脳を守る可能性がある>。
 最新研究が「Nature」のパートナージャーナル「npj Science of Food」に1月7日に発表、と。 「NETWEEK」HPで「緑茶が「脳の健康」を守る可能性」と紹介。   https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2025/01/534182.php

 金沢大学大学院医薬保健学総合研究科の研究者らが「緑茶を飲むことと脳の白質病変の体積に関連があることを発見」と。
 筆者は日に2服。一杯がおよそ150CCほどの摂取量なるや。午前4時を期して起床。

 前日の白湯をまず、一杯。加熱して沸騰したところで茶碗に注ぎ150秒。
 teaスプーン一杯の茶葉を60秒煎じて、一服。1960年頃は一煎目を廃棄したが、現在はその一服目に<一日の旨さ>を表現。と、言うところ。
 一息ついて仕事を始めるも、さてさて。

 続きを閲覧。
 「(加齢とともに発生しやすい)大脳の白質に生じる損傷や異常」。フムフム。
 「脳の健康状態が悪化する可能性があり、血管性認知症やアルツハイマー病など認知機能の低下や記憶障害」にもつながる、と。そかそか。
 金沢大学の研究チームのほか日本国内7つの研究機関が参加したプロジェクト。
 そこが2016年から2018年にかけて食事アンケートとMRI(磁気共鳴画像法)による脳スキャンデータを収集。

 軽度の認知障害、認知症、または不完全なデータを除外した、65歳以上の8500人以上の被験者が1日に飲む緑茶とコーヒーの量に基づいてグループ分け。
 白質病変、海馬、脳全体の体積をMRI画像を用いて収集したデータの分析。
 病変は1)加齢とともに自然に縮小、2)慢性的なストレス、精神疾患、脳損傷でも組織は縮小。

 ともかく海馬は「記憶形成、空間認識、感情調節に関わる脳の重要な部位」。
 その退化、劣化、縮小を防止するために。
 「1日に20オンス(約2.5杯)の緑茶を飲む人は、7オンス(約1杯)以下の緑茶を飲む人に比べて白質病変の体積が平均3%低かった」
 「1日に50オンス(約6.25杯)の緑茶を飲む人は、7オンス(約1杯)以下のグループと比べて白質病変の体積が平均6%低いことが確認」。

 緑茶で認知機能の低下や記憶障害抑止250127
 ところで緑茶の摂取。含有物のシュウサンが尿道結石や腎結石の因となる。牛乳などに含まれるカルシュウムの飲用に努めたいが。
<1日に3杯以上の緑茶を飲むことが、認知機能の低下や認知症から脳を守る可能性がある>。
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人間力・学びやすさ・学習資源コスト低負担。苦悩する短期高等教育機関250201
 人間力・学びやすさ・学習資源コスト低負担 苦悩する短期高等教育機関250201

1月31日、北の『北海道新聞』が拓殖大学北海道大学の農業ビジネス学科が26年度から募集停止とする報を伝えた。
 ネットで南の『南日本新聞』が、「続く短大閉学ドミノ…」と。

 「生き残る道は『ハイブリッド型』への転換」。
 「地方に根強い公立短大ニーズも満たす手法とは?」
 「元学長は私大の公立化も視野に未来を語る」

 秋になって、日本最東端の看護専門学校が二校。こちらは揃って。
 専門学校3年履修+学部編入1年で「学士取得の道」開いたと報じている。
 ご多聞にもれず「志願者の定員割れ」。
 加えて「看護師をめざす」「看護師になりたい」の「次世代が少なくなっている」と聞かされた。

 念頭に浮かんだ点がある。東京で面談の某氏は申した。
 「院長は黒塗りの車で羽振りが良い」「しかし有資格者職員にお構いなし」
 「(そこで)なり手がなくなった」。
 
 その以前のこと。学校法人に「歯科衛生士養成校を」と関係機関に求められた、と。
 この報が関係者には流れていたようだ。
 顔をあわせるなり「(あの件は)どうなった?」と聴かれ、「ウチはやらない」。 
 
短期高等教育機関。その強みは資格付与にあったのではないか。
 少子化、公営事業の民営委託、非正規雇用の拡大。資格を得てもそれが尊重されない職場環境。
 要するに「大学は出たけれど・・・・・」の平成・令和版が、明確になった。
 
 少子化と4年制学部志向は、短期高等教育機関に厳しい。
 他方で本邦18歳人口の高等教育機関進学率。京都府が60%台なかば。
 以下、全国が50%台で、北海道は40%台、東北海道の港マチは30%台半ば。

 なんと10ポイントずつ差がついている。
 その<10ポイント>の差は<経済基盤の脆弱さ反映>と、筆者は考える。
 短期高等教育機関が求められるのは、当時<学びたくても、学べなかった>に応ずる点ではないか。

 企業から「即戦力」を求められる。企業にゆとりがなくなり、自前で職業教育の余裕なし。
 その内容は「即戦力=人間力」=つまり開発能力の高さか。
 また、地域の文化基盤強靭化のうえからも<開発能力向上>は不可欠と受け止める。

 他方で放送大学が存在感を発揮している。高齢者講座にも評価が高い。
 ところがそこには<学びにくさ>も内在。多様な学習システムの開発が遅れていると、見る。
 「子どもの通院で、どうしても欠席しなければななかった」。悔しそうに訴える。

 人間力・学びやすさ・学習資源コスト低負担。苦悩する短期高等教育機関250201
 「学びやすさ」には多様な学び方システムを豊富に。
 高額費負担の隘路には、公共の「人間への投資」をそこは先進国を標榜するに相応しく充当するとき。

 1960年前後。「高校全入」を地域課題とした。
 そこを克服の今、教育の質の高さを国民が享受できる時代に当面。
 国際的にも経済成長で大きく後れをとっている、わが国のめざす、方向ではないか。
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人生100年時代“学び続ける意味・価値”は釧路湿原シニア大学で。第11期生募集受付250115
 人生100年時代“学び続ける意味・価値”は釧路湿原シニア大学で。第11期生募集受付250115。

 釧路湿原シニア大学(遠藤潔理事長 2005年創立)は第11期生およそ40名を2月28日まで受け付けています。
 本科課程 2年間(毎月2回=第2・4火曜日 計100時間)。
 講座会場 釧路市生涯学習センター“まなぼっと幣舞”もしくは米町交流プラザ

 受講料は年間1万2000円。8割以上出席者に卒業証書・称号記を渡す。
 称号=市民カレッジ学士(シニア学地域再発見 釧路湿原シニア大学)。
 受付 釧路湿原シニア大学運営理事会(成瀬 090-6265-9890)へ。

 学びの内容 地域再発見=1)「地域理解講座」、2)「体験・実習」、3)見学ツアーほか。
 身につく成果 地域・人・情報との<新しい出会い>と親睦で、<学び続ける意味と価値>を会得。
 受講者の思い <居場所>に加え、<当面するかもしれぬ困難を解決するヒント>を学べる。
 
 釧路方式の運営 
  1)過年度学習者OB & OGによる自主運営、
  2)班別組織による団体動員生涯学習センター型基礎講座、
  3)受講者自治会組織による個別自主参加図書館型展開講座

 照会先 受付先。『広報くしろ』25年1月1日号13面に募集要項掲載(画像)。
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