旧サルウシナイ川集水域巡見=時代即し新意味 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」01
旧サルウシナイ川集水域巡見=時代即し新意味 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」01

 24年12月17日正午前後 まなぼっと“幣舞”で開催、釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」
 「サルウシナイ川集水域の七福神~幣舞・住吉・富士見界わい~」の第1章。
 それは、釧路市生涯学習センターを起点に、幣舞公園―住吉2丁目13番―富士見2丁目6番経由。起点のセンターに戻る2700メートルのコース。

 旧サルシナイ川は釧路市緑ケ岡公園に源流部を有し、北陽高グラウンド、教育大学グラウンド、同大テニスコート付近で支流を合流して、釧路川に注ぐ伏流河川。
 北陽高と教育大学のそれぞれグラウンドを結ぶ位置には「学園台橋」が架橋されており、地表に流路はないが、遊水にそなえた設備が施されている。
 緑ケ岡、鶴ケ岱、住吉、富士見、浦見、南大通、幣舞に至る丘陵の稜線は、平坦低地に湧水を供給する<分水嶺>となり、稜線の北部と東部に水源を有する河川の<集水域>だ。

 幣舞丘陵には「シュバチ古戦場跡」、「松浦武四郎蝦夷地探検像」と「旧ホテルゆうやけ跡」が並ぶ。
 住吉の菓子舗・豆の木店から、釧路市夜間救急センターへ至る間に「旧朝日桜酒造跡」。その先には「大木司稲荷大神」と「福司酒造」。
 住吉の稲荷社を出たあとは、「旧制釧路中学校跡」を経て、「富士見神社」に至る。「富士見神社」と「NHK釧路放送会館」を結ぶ市道に「培風塾 ばいふうじゅく 剣道場・英語学習塾」が位置。釧路市生涯学習センター敷地にかつてあった、「シュバチ古戦場跡」に。

 おすすめのキーワード。そこを「史跡」「文教風致」「聖地=癒しとエネルギ―体得」。
 ひたすら歩いて30分余のコース。
 「調べる」「考える」「創造する」の力量を鍛えるなら90分を見ておくことに。