額は大、が「実入り」少観光客「アフリカ並みに安い国」扱いされる"観光立国"の末路241018
額は大、が「実入り」少ない観光客外貨 世界から「アフリカ並みに安い国」扱いされる"観光立国"の末路241018

「魅力を発掘」「観光で地域振興」。学者もメディアも地方公共団体も。
 「観光立市」の掛け声で、地域振興を声高に耳にする。「瞬時の滞在=そんな観光客のために、なぜ投資?」。「金が地域にまわってもマチ中にある<格差>は解消か?」。
 「<観光は票に>なる」の政治家、経済団体。その影で運賃も宿泊代も値切られ、非世紀雇用の若者が、「自身では食べることのない料理」のサービスに没頭。

 地域によっては「オーバーツーリズム」&「観光公害」。宿泊税を加算する自治体も像か。残してゆく廃棄物に市民は迷惑。
 <中央による地方の植民地化>。自身で価格を決めることの出来るのは、旅行代理店。
 その背後で大手広告代理店と政権の<利益配分>が、フトコロを厚くする。

 おぼろげながら思い浮べていた、「観光を通じた中央の、地方植民地化」。
 そんな思いを「現実」と教えてくれる、プレジデントの記載。
 「日本の"発展途上国化"が止まらない…世界から「アフリカ並みに安い国」扱いされる"観光立国"の末路」(プレジデントオンライン)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/efae6e733336381121ba583a1e4a723c4c2f2a68

 ご覧いただいているであろうか。
 「「東京は<旅行費用が安い都市ランキング>」が「(今や)発展途上国並みの安さ」
 専門家は『訪日外国人からの収入は、もう限界に来ている』と警鐘を鳴らし。そういうわけ。

 「超高級ホテルやレストランには、現地の人は出入りできず」「一般の日本人は<おもてなし>の側。従業員になるしかない」が、「これは、典型的な発展途上国の姿」。
 観光資源=生涯学習資源。市民の<付加価値創設>のため投資し、市民は不断の自己啓発。
 この話、誰も乗らない。他人に要求することが楽、他人にやらせる、自身汗するは御免。