鉄塔・外来船漁業、その最盛期の爛熟 人跡・嬌声・ネオン消える鉄北センター&北口銀座241012
 「サビ着いたシャッター」「開き戸を破損してる入り口」「裸の蛍光灯がムキ出し店名表示」
 しかし。「営業しているのは5店のみ」(22年12月14日 『北海道新聞』ネット版)
 「レトロ過ぎる飲み屋街」(前掲書)と記載される鉄北センターを10月12日午前に訪問した。

 鉄道も外来船漁業も、製紙業も、ある意味「百年企業」なのだ。
 ダムの建設、青函トンネルの巨大工事。有期限ながら工期があって、多くの働き手の消費やサービス事業を提供するが、その終焉を意識している。
 ダムやトンネルの幸治は提供者も利用者も、その<期限>を意識しながらも、互いに<癒やし>を分け合うのだ。

 永久に持続。そう受け止めていた<鉄道・外来船漁業>にも、ピークを過ぎるや<下り坂を転げ>落ちた。
 結果が、釧路駅北口に展開した「鉄北センター」&「北口銀座」。
 折々、両ポイントをシバシバ訪問。今回、初。店の経営者と<マチ歩きご夫妻>が話し込んでいる場面に遭遇。

 鉄塔・外来船漁業、その最盛期の爛熟 人跡・嬌声・ネオン消える鉄北センター&北口銀座241012
 この先、桜木紫乃著『俺と師匠とブルーボーイとストリッパ―』(KADOKAW 2021年)の舞台の一として、新名所を示すことできる、や。

 (以下、「鉄北センター』案内)
 釧路駅北口。歓楽街の語があたるか、ランタン灯る夜のオアシスがある。
 漁業従事者と鉄道職員がお得意様で、あった。
 道内配布紙の釧路市内版が伝えている。

 漁業従事者にしても鉄道員にしても、「男」の職場。
 女性の待ち構える、お店が軒を連ねて、灯りをともしていた。
 漁業では、魚の水揚げ量日本一。鉄道は1965年、釧路駅の年間乗降客270万人を記録するピーク期にあった、

 <デジタル発>釧路駅裏は「ディープスポット」 SNSで脚光 レトロ過ぎる飲み屋街「まるで昭和」
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/774286/ 有料記事 2022年12月14日 10:00(12月14日 11:38更新)