燃え尽き
 やる気なし勤労者、人間規格化、富裕層蓄積 “燃え尽き症候群”生むシステム230503

 23年5月5日。こどもの日にあたる<国民の祝日>。
 内閣府はその意義を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と、示している。
 <明るい未来>を期待する時代もあったが、昨今は「隣の保育園児が園庭で遊ぶ声はうるさい」、「夏休みラジオ体操の拡声音はカセットラジオで小さな音に」。

 こどもは<邪魔者&厄介者>ではないか。
 5月3日午後。nhkBS1で、「なぜ仕事がツライのか “燃え尽き症候群”生むシステム」が放送された。
 三つのキーワード群に注目した。

 A)ある調査によれば、「熱意にあふれる社員」の割合はわずか2割、「やる気のない社員」は6割、
 B)教育は「意味もわからずに働く人間」、つまり規格型人間を育ててきた。
 C)生産所得と賃金の伸び率、その乖離=差は金融市場の投資ギャンブルに使われ、マネーゲームで<世界でわずか1%に過ぎない富裕層>に集まっている。

  USA型教育ですすんだ本邦の戦後教育。
  ドイツとの違いが強調されるも、欧と米の労働生産性の差異でもあるや。
そのうえ、我が国では「金融緩和不発 ため込む企業 「人への投資」急務」

2019年8月29日に『東京新聞』ネット版 https://www.tokyo-np.co.jp/article/2179が伝えていた。