東釧路貝塚
東釧路貝塚
(所在地)釧路市貝塚1丁目11-1~4、12-1・2・8・10・11、23-36
(時期)縄文(早期),縄文(前期),縄文(中期)、縄文(晩期),続縄文,擦文,アイヌ,
(標高)15~20m
(立地)旧釧路川・別保川左岸台地上

地表で確認できる七ポイント
Ⅰ縄文貝層
Ⅱ史跡案内
Ⅲ縄文海進
Ⅳ古釧路湾
Ⅴ竪穴住居□
Ⅵ縄文食
Ⅶ20世紀の森

国指定史跡・東釧路貝塚 生涯学習資源で活かすために230121.
地球温暖化、気候変動、COVID19の時代に活かすためには。
「見に行く」では生涯に一度、「(自身を)見せに行く」「見てもらいにゆく」で、始終、確認してもらいに行く。

遺跡の概要
釧路湿原に面する標高15m前後の平らな台地にある縄文時代前期を中心とする貝塚。貝層は厚いところで1mもある。貝類の70%がアサリで占められ、カキ、ホタテ、ウバガイ、オオノガイなどの現生種とともに暖海性のアカガイ、シオフキなども含まれる。魚類はニシンが多く、サケ、マス類もみられ、イルカ、トド、アシカ、オットセイなどの海獣類も国内のどの貝塚よりも多く見つかっている。また貝層の上下や貝層中に含まれる土器をもとにして、土器文化の前後関係が調べられ、北海道東北部の縄文文化研究の基準となった遺跡。1970年国指定史跡。