10期生 釧路湿原シニア大学2023年4月期入学者を募集します230108
10期生 釧路湿原シニア大学2023年4月期入学者を募集します230108

 釧路湿原シニア大学(遠藤 潔運営理事長 2006年4月開学)では、第10期入学者の意募集をおこなっています。
 釧路市生涯学習センターや米町交流プラザに開く講座に通学可能な、おおむね60歳以上の方を対象に、月2回毎回80分×2時限の講座を開いています。
 「地域学習」「(市内で)体験学習」「(市域内外の)施設見学」を三本の柱に据え、地域の有識者、出前講座講師、訪問先施設の専門職員が講義を担当しています。

 第10期生募集を前に、釧路湿原シニア大学長は次のメッセージを発しています。
 
  自身も、そして次世代のためにも        釧路湿原シニア大学長

他者を孤独の中に置き去りにせず。この点を釧路湿原シニア大学の学びで身につけたいもの。「釧路学」、「生涯学習」授業を軸に、各種出前講座や体験学習・施設見学の機会を揃えました。三領域の見聞と学習で、地域理解を深めています。学びの先には「他者を孤独の中に置き去りにしない」。そうした学友との間柄を築きましょう。
自身を孤独の中に置き去りにしない。本学履修後、多数が大学院に進みます。民営の高齢者講座は釧路老人大学院の枠組みに出発し、自立した学習機会を地域に提供してきました。大学の二年間は教養教育の一、二年を省略し、三&四学年の専門教育から始める。そんな考えで進めています。百歳まで生きることの出来る今、修士課程で学ぶ内容は「自身を孤独の中に置き去りにしない」に尽きます。他者を《独りぼっち》にせず。しかし自身を孤独の中に置き去りにしないは相当に難解。そのように心得ておきましょう。
今、人生の経営者。たとえ身はサラリーマンだったとしても。大学院修了後も聴講生で博士課程に残る先輩は、経験蓄積と授業料出資で後進を育て、自身も豊かな余生を愉しみ、賢く生きる力にしています。自身も、かつ次世代のためにも学ぶ。それがシニア大学の構図と伝統です。     (佐藤 宥紹)

 昭和56年10月、北海道庁が設置した釧路老人大学が開かれました。
 2年後、その修了者が自力で釧路老人大学院を開設するなど、すでに42年を経過し、<伝統>を誇る存在となっています。
 定員は40名前後、学費として年間1万円。募集は2月末日まで続けられています。
 関心をお持ちの方は、次のメールアドレスに一報してください。
 kusuri0065@yahoo.co.jp 「学生募集要項&入学申込書」をお届けいたします。