国連勧告に背をむける 政治の人権感覚210705
 国連勧告に背をむける 政治の人権感覚210705.
USAで人権弁護士として表彰された8名のうちに、日本人弁護士が一人、その栄誉に輝いたそうで。



 関連して、以下の記載を読んだ。https://news.yahoo.co.jp/articles/7a98f5506c829eeba9eb3bd84ccf490bbb9dbe5d
 「『米国務省がまとめた今年の人身売買に関する年次報告書では、技能実習制度の悪用などを挙げ、「日本政府は人身売買撲滅の最低基準を完全には満たしていない』」と指摘。
 「朝日新聞政治部の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります」と、書く。

 技能研修制度。
 なんでも国際的批判対象になっているそうで。強制労働ではないか、と。
 そいえば昨年、COVID-19で中国人実習生が「渡道しない」。それで農業生産が減収になった、と。報道で視聴。
 聞いた時、「それって、江戸時代のアイヌ民族の処遇」ではないかと、想像をめぐらした。

 閉会した国会の入管法審議。
 「入管法改正案に対しても、国連人権理事会の3人の特別報告者と恣意的拘禁作業部会が3月末、連名で「国際的な人権基準を満たしていない」と改正案の再検討を求める書簡を日本政府に提出。国連難民高等弁務官事務所も同様の「懸念」を表明」。

 これまでも共謀罪の国会議論時。
 「いわゆる共謀罪法)が国会で審議されているときに、国連特別報告者のジョセフ・カナタチさんが「法案はプライバシーや表現の自由を制約するおそれがある」と懸念を表明する書簡を安倍晋三首相(当時)あてに送り」は、記憶にとどめています。
 
 近代国家、民主主義、先進工業国。政治に貧困、政治家の未成熟を思う。格調高い論説を期待。

 画像を少し、大きめにお見せすることに。