「五 たける 習熟する」「四 経験者=経験を積んで、ものなれた人」=「老」の意210517
「五 たける 習熟する」「四 経験者=経験を積んで、ものなれた人」=「老」の意210517



  北海道東部、太平洋に面した海岸線に付せられた地名で「老者舞」。土地のヒトは「ヲシャマップ」と読む。

 漢字にあてられた「老者」をどう解するや。
 漢和辞典に「五 たける 習熟する」「ものごとに通じた有徳の老人」。

 イメージの「老」。 
 それは「一 オいる=フケる」にして年をとる、高齢となる。
 「二 オい=年をとること、高齢」。
 「三 年寄り」から年をとった人 老人、七十歳の老人、六十歳以上、五十歳以上にも言う。
 
 ここまでは、一般的理解。
 「四 経験者=経験を積んで、ものなれた人」から「ものごとに通じた有徳の老人」。
 はては、「五 たける 習熟する」をあてて、
 「六 尊敬する 人を老人や老練者としての扱いをする」と、展開。

 「老者舞」。
 その「老者」は、熟達のヒト、成熟の生きモノをさすや。