塩飽諸島 ももて祭 櫃石島(ひついし・じま)nhkBS3
塩飽諸島 ももて祭 櫃石島(ひついし・じま)。



 テレビをみていて、注目。
 特異な的。全村あげて祭事に参加。「裃かみしも 袴はかま」に猪木をただした歳男。

 塩飽。
そう申すと瀬戸内舟運の拠点で、危険な操船に貢献したではないか。
 そうした諸島の一つ、「櫃石島(ひついし・じま)」の祭事。

 そこのところを「うどん県たびネット」で紹介してもらうことに。
 https://www.my-kagawa.jp/point/177/ 
 坂出市の与島出張所に勤務する濱本敏広さんが紹介者。

 1年の豊かさや厄除けなどを島の神々に祈願して弓を射った後に、集落を回り魔をはらいます。
 弓の的には、他の地域と違って四角形の的が使われます。
 また、弓の型は“小笠原古流”という型で、少し腰を落として前かがみで弓を射ります。
 これは海上での戦で、小船から弓を射る際、自然に構えられた型と思われます。

 祭りで使用する道具は、前日に作成します。
 的は、葦竹(よしだけ)を使って編んでいき、その上に白紙を貼り、33個の大小の黒丸を書きます。
 矢は“ズンドウ矢”を使用し、<矢じり>には松の若木を削ったものを使います。
 見物人のなかには、的に当たった矢を縁起物としてもらって帰る人もいます。