2021年03月の記事


 <「紙」の有効性> 東京大学などの研究チーム210330
 東京大学などの研究チーム <「紙」の有効性を証明する研究結果>210330



 「紙の手帳にスケジュールを書き留めるとスマートフォンなどの電子機器を使うよりも短時間で記憶され、記憶を思い出す際にも脳の活動が高まるという」
 「紙媒体を使った学習の方が記憶がより定着しやすく、豊かな創造性にもつながる」。
 星匠著「余塵 紙と脳」(『釧路新聞』 2021年3月30日 第25719号 1面)

 <「紙」の有効性> 東京大学などの研究チーム210330 
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桜 高台寺100403
 鷲峰山 高台寺 京都市東山区下河原町526という地点にあって、<桜の名所>で知られる。



  近くに円山公園もあって、その銘木とともに徒歩で<桜めぐり>を重ねる府民が多い。

 「約400年前の1606=慶長11年に開創」
「秀吉とねねの御霊が眠る寺院墓地」。
「境内には春は桜、秋は紅葉が見事」。

 多くのヒトが、かく紹介している。

 庭園も見事。とりわけ丘陵部から見下ろす<夜桜の光景>は重厚感にあふれている。

 秀吉の没年は1598年8月。寧々のそれは1624年10月。高台寺の寺号が寧々の院号 高台院となり二人の霊を受け継ぐ。

 家康とは遠からずの間柄であったとの話も聴いた。側室の淀と家康は真っ向から対立するも。

 しばしば思う。
 二条条をもうけた京都の地に、家康は秀吉の霊をよくぞ奉らせた、と。
 不思議がるよりも、家康はあくまで「東国、坂東の政権」。「江戸に天下をとるも、西国の大名とは妥協があった」。

 そうした政権の性格を体現。そうではあるまいか。
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浦雲泊 ポン・トマリ 北海道東部海岸線の地名01
 浦雲泊 ポン・トマリ 北海道東部海岸線の地名01。
 「浦雲泊 ポン・トマリ」は、北海道東部の釧路郡釧路町の海岸線に位置する地名。



 アイヌ語を語源としており、「浦雲泊」の表記は江戸時代の紀行録等には見られていない。
 「ポン・トマリ pon・tomar」は「小さい・泊地」の意とされている。

 周辺地名に
 「十町瀬 とまちせ トマ・チェ・ヌプ toma・chi・e・nup(エンゴサクを・われら・食う・野)」(山田 1984年)
 「跡永賀 あとえが atui・ka(海の・上) atui・okake(海の跡)」(前掲書)
 「冬窓床 ぷいま」

 西の「たこ岩」を擁する「十町瀬」から東の「冬窓床」までは緩やかな「弓の弧」を思わせる海岸線。
 「弓の弧」の中心部に近い地点に「浦雲泊」が位置する。
 浦雲泊は言わば小弯の中心点。丸木舟の離着にも静謐な好地点から「泊」の地名か。
 海潮のゆるやかをもたらし、周囲の100メートル級の地形凹凸が、雲の流れも安定させるか。

 漢字表記にあたりトマリは「泊」として、小湾の「小」には意味の「ポン」も。その生み出す泊機能に「浦」の字か。
 潮の流れ、雲。いずれもその留めがたき動きに「雲」を重ねて「行雲流水 こううんりゅうすい」。つまり 禅僧の雲水」の熟語を想起させたか。

 発案者、命名者の記録・伝承のないなか、たいへんな冒険ではあるも。

 ちなみに北見市常呂町の常呂川河口に位置する「ポン・トマリ」。
 「豊浜」と表記され、漁港として整備されている(山田秀三著『北海道の地名』194p 北海道新聞社 1964年)。
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安価、長時間愉しめる、高い付加価値 エリートが求めぬ「シン・クシロシの再建策」210426
「お金をかけずに、長い時間を愉しみ、大きな付加価値を創造する能力」。
結局はそういうことか。政治家は「市民が自らを鍛える」を言わない。なぜか。



 「票にならぬ」「有権者に気がつかれたら、ヤバイ」「<頼りにされる>は良いが、<頼りにしない>は恐怖」。
 安価、長時間愉しめる、高い付加価値 エリートが求めぬ「シン・クシロシの再建策」210426

 3月26日午後8時。
 催事から帰宅してみた自宅で視聴していた「シン・クシロ対策本部」発足!。
 「地域の声を集めた多種多様な釧路再生プランを、MCのオクラホマや各分野のスペシャリスト達が集い、楽しく熱く議論する、討論バラエティ!」。

 ある意味、桜木紫乃氏がひとり冷めていた。
 「人口が大幅に減ってる」
 「帯広とクシロで人口が減ったり、増えたりで<大騒ぎ>しているのでしょう」、

 有識者を自他ともに認める市立博物館学芸員、大学教員も、この人が「クシロを知ってる」を自認されているが。
 「(クシロは)都心と自然が。これほど<近い距離にある>」のは、そのとおりだが、でわ。どうすれば良いのだ。
 答えは「可処分所得額が不足で、愉しみ方も活かし方も、高次利用する術がない」。
 京都は「季節感、物語、本来の旨み」を毎年、「別なモノを求める客と、応えて客を満足させる職人」がいる。

 有識者を自認するヒトほもう一言。
 「サハリンには48万人の人口、釧路~樺太直行路を開設し野菜・食糧を輸出」。
 確かに日本の食糧事情には「南西優位、北東劣位」の法則がある。
 そもそも北海道自体が本州産農産物、青果物、高価加工食品のマーケットに甘んじている。

 「食糧基地・釧根の商品を国後・択捉に供給は、人道支援の観点からも両地域に好都合」。
 かく考える政治家はおらず、メディアはなし。
 韓国・中国資本が南千島の開発プロジェクト受注の姿を見つめている。

 「釧路~樺太直行路を開設し野菜・食糧を輸出」の前に、「すでにある稚泊航路、稚内の経済を再建」が<先であろう>よ。

 討論バラエティ!。知名度の高いコトと、発言内容がマトを得ているかは別問題。
 視聴者の納入している受信料は、たいせつに投資してほしい。
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北東への響きで国際交流 釧路自衛隊知床流日本太鼓保存会210320
 北東への響きで国際交流 釧路自衛隊知床流日本太鼓保存会210320。



 自衛隊駐屯地で誕生した日本太鼓の演奏集団。
 伝統芸術で日本文化の基層基盤をシッカリ育てている。

 中国・ロシアの防衛システムとは理念を異にする。
 けれども、それぞれに伝統文化の営為があれば、本邦のホスト団体にふさわしい力量。

 所在地は釧路町ながら、本市の北東部に位置して<いわば都市の鬼門>の役割。

 釧路仏舎利塔が世界平和と海上安全を<祈る>存在。
 血を流さぬうちに非戦闘員も物故者となる21世紀、<国土防衛の文化システム>。

 決して武器を手にすることの前に、伝統芸能で文化交流。政治が求めても、軍はノーの世界。


 3月20日、釧路センチュリーキャッスルホテルで開催。「釧根郷土芸能振興基金」(石田博司理事長)。
 その第29回 令和2年度「活動助成金贈呈式」での一場面。

 謝辞に立たれた釧路自衛隊知床流日本太鼓保存会の代表は、次のようにメッセージ。

 「郷土芸能を継承していくためには後継者の育成が急務となっている」。
 「今後とも地域の伝統文化の活動を続けていきたい」。

 助成をうけた団体を代表して日本太鼓保存会の鈴木経人代表から挨拶をいただいた。
 「継承していくためには後継者の育成が急務」とする引用文に先立ち、次の文言があったと記憶。
 「公務員ゆえ転勤があり、育てても離散する」。

 演奏技術、芸術性の拡充・深化に課題は多いが、
 文化戦略で考えると「これからに大きな期待」「重要な機能」ということでは。
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嵐山・亀山を借景に天竜寺 曹源池庭園 夢窓疎石 京都桜紀行100402
嵐山・亀山を借景に天竜寺 曹源池庭園 夢窓疎石 京都桜紀行100402



京都五山第一位。後醍醐天皇を供養する臨済宗寺院。
資金提供は足利尊氏で、開基住職は夢窓疎石。

2010年4月2日。
折から桜が美しい。「京都・桜スポット 30」の一つで名高いらしく。
https://openmatome.net/matome/view.php?q=14894526274456 

「枝垂桜」「紅枝垂桜」「ソメイヨシノ」「山桜」「サトザクラ」と各種。

「嵐山や亀山を借景にした池の庭園」で、知られている。

「龍門瀑(りゅうもんばく)」
「鯉が滝を登り龍へと変化する瞬間を表現」
「鯉が滝を登るようなことはできないが、ひたすら修行を繰り返すという禅の理念を石組で表現」、と。
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火野正平談「聴いてくれるから10年続いた」 ニッポン縦断こころ旅927th nhkBS3
 火野正平談「聴いてくれるから10年続いた」 ニッポン縦断こころ旅927th nhkBS3.



 「旅のルートを決めるのはあなたのお手紙」。しみじみ、回顧。
 まずは視聴者への謝辞。「聴いてくれるから10年続いた」。
沿道で声をかけてくれた市民、番組制作のスタッフへの心遣い。なにより、自転車に対する謝意。

 「講座は講師で決まる」。それは一時の話。
 持続的な連続講座、10年単位の継続は、ひとえに聴き手の耳の<肥え方>にある。そうではないか。

 「そうではないかと」と申すより、「そうなのである」と暗示する、正平さんの談湾。

 ところは高知県。
 香南市だって。看護師から助産師をめざした女子学生の思い出の地。
 今日も到着。思い入れの「手紙に記載されたポイント」。「トウチャコ-」の鶴声とともに。
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開拓碑・農電ダム・霊送り場 地域資源マップ950228
開拓碑・農電ダム・霊送り場 地域資源マップ950228



 標茶町虹別で虹別連合振興会提案の地域資源マップ 「NIJIBETSU MAP」。

 関東大震災後の移住で開村、戦後も食糧緊急確保で入植者は増加した集落。
 戦後50年を前に、ようやく安定期に入り「豊かな食糧基地への飛躍」。

 「懸命に生活してきたが、地域にPOEMがないなー」。「でわ、取り組んでみよう」。

 見渡せば、花も紅葉もフンダンに。
 ミズバショウ スズラン クレソン 
 霊送り場 コタン ヒカリゴケ サケ遡上河川 道内二番目に古参の孵化場
 発電所 ダム 開拓碑 コミュニティセンター

 オシャレな保養型のホテルもあって、良質なコーヒーを山村で満喫。
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おもてなし <岩国の心くばり>210306
おもてなし <岩国の心くばり>210306。
 
(岩国市)鍾乳洞の都市ながら、ほかにも「見所」があるよ。



 <映え>スポットには「癒し」がある。
 神秘的、幻想的要素が地元の住民たちによって支えられる。

 市民が目指し、心がけている点
 1)芝刈り
 2)水鳥
 3)カメラマンが集まって来る
 4)駐車場の確保
 5)公園
 6)レンコングッズ
 7)熟知の住民が提案する<洞窟ツアー>
 8)冬の晴れた日の<朝もやの美>。

 「<(ご来客者に)勝手に見て行け!>では、ワシャ寂しい」、と。
 (アップの写真は京都市<哲学の道>2010年4月2日>。
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 「家」の職業縮小 「緑」まで次世代に負担させるや210311.
 「家」の職業縮小 「緑」まで次世代に負担させるや210311.



 全国緑の少年団連盟。そこから発行されている4つ折りリーフレット。

 手にして複雑な思いに。
 ここまできたか。家庭に庭ない団地生活、親の職業と家の生業は分離、
 雇用化をすすめた企業は、「労働力」という「旨味」部分だけ「ツマミ食い」して。環境への負担を回避する。
 回避するのみではなく、むしろ環境に負荷をかけているではないか。それも地球規模で。

 内容は7項目。
 「緑の少年団とは」「緑の少年団の生い立ち」「緑の少年団の組織と構成」
 「緑の少年団の活動」「緑の少年団の組織と構成」「指導者と育成会」「緑の少年団安全会」

 「大人は会社」「子供が緑を守る」「数少ない緑のプロが指導」。
 祖祖父が農林漁業の合間に持ち合わせていた森林育成のノウハウ。父は見て育った。
 しかし自分でとりくむこともなく、孫に伝えなかった。

 森林管理のノウハウも、治水管理のノウハウも世代継承ができすに、希少価値をもつプロに依存。
 世代間に蓄積された「含み資産」は消滅、
 洪水・豪雪・地球温暖化も政治は経済を。
 経済を政治を批判しつつ、国債は1100兆円を超える。
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「虫の形をみていると・・・・」 養老孟司談210310
「虫の形を見ていると、神様は詳細に存在する」。 
 「なんでこんな形に作らなければいけなかったなか」と。

 

 養老孟司談、nhkの夕方番組。昆虫の標本をつくりながら、
 「死んだらそうなるか、など考えると時間の無駄」。
 「ひたすら、昆虫標本をつくる」、と。


 東慶寺の墓苑。
 「墓を見て歩く日課ができた」「墓の方からヒトや社会をみると、どうなるか」、
 「そのような、モノの見方のあることに、気がついて」。

 この話を聴いていて、山口県立大学に勤める教員夫人の記載を思い出した。
 「草木や花の側から、ヒトや社会、地域をみてみるとどのように見えるか」。
 植物観察の視点。桜の開花期に若者にすすめているのだ、が。
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元素表 空白→元素周期表 150年210309
 元素周期表。そのように申す一覧表でありましたか、
 昔、鉱物標本に記載のあった「空欄のある<族と周期>の表」。



 1869年にロシアの学者が発表し、2019年は発表後150年になるそうで。
 そこから、メモを一、二と記載しておくことに。

 「 63 の元素について原子量が大きな順に並べつつ、さらに性質が似たもの同士が並ぶように配列」。
 最初は63の元素を配列したもので、93番までは自然に存在することが判明。
 それ以降は合成で作り出すことのできる元素。そういうことのようで。

 現在は12■番までの存在が推定されているが、うち判明して元素が116番、であるか。
 113番は2004年に日本で開発され、(そう表現してよいのであろうか)2005年に国際的に認められた。
 これはニュースで承知している。

 そこで関心は、93個かのうち63まで確認できて、空白となっていた番号。
 それがどこどこ、どれどれであったか。いま、調べているところ。
 周期表の歴史を振り返る【周期表生誕 150 周年特別企画】 | Chem-Station (ケムステ) (chem-station.com)

 上記が期待に応えてくれそうなURL.
 「アルミニウム Al やケイ素 Si 右側が「?」 になっていることに注目」
 「そこは現在のガリウム Ga と ゲルマニウム Ge に相当」
 「それらは当時発見されていませんでしたが、 メンデレーエフはそこには未発見の元素が入るはずだと予想」
 「それらをエカアルミニウムやエカケイ素と仮の名前をつけ性質を予想しました」。「これが見事的中」。

 このあたり。実は歴史の史実の発見に似ていて。つまり、「歴史の空白を埋めて行く」ということ。
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地域と資料 その枠組み210308
 地域と資料 その枠組み210308



 1)地域資料の可能性
  ➀地域資料の領域、②施策形成の手段、③調べる人の支援

 2)<史実の空白>を埋める➀

 3)発掘した史実の<形>と<意味>を調べる②

 4)信頼できるデータとはなにかを発見する③

 5)発掘した意味の<群>を区画する④
 
 6)現代課題の起点を考察する⑤

 7)課題解決のうえに付加価値を創る⑥

 8)唯一非代替資料の収集・整理・保管・保存 
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「使命共同体」「FEC経済」&「所得
「使命共同体」「FEC経済」&「所得再配分」 マチづくり・孤独死・農業再生の施策210306.
NHK教育テレビのシンポジウム。経済評論家の内橋克人氏が出演。



 1)「集団移転の新しいマチづくり」 宮城県岩沼市
  中央大学の女性教授が「住民それぞれの<思い>を引き出す」
  「決して出された意見を否定しない、すべて耳を傾けよう」。

 2)「孤独死を防ぐ」 岩手県釜石市
  豊中市社会福祉協議会の女性福祉推進室長が、アドバイザー。「阪神大震災の復興で体験した孤独死の防止」
  「福祉アドバオザーが、お一人さん世帯を訪問」。
  多分に「ぜひとも聞いて置かねばならぬ事柄と、決して他者に話をしてはいけない個人情報」の信頼システム。

 内橋氏は
 「共同体に『地縁共同体』、『利益共同体の株式会社』、くわえて『使命共同体』があって、三者が重なりあう部分に地域があり、住民が居る」。

 3)「放射能汚染から農業再生」 福島県相馬市.
  「菜の花の栽培、菜の花は放射能セシウムを吸収するが、菜種にはほとんどセシウムが吸収されていない」

 内橋氏は重ねて、
 「FEC経済圏。FはFood EはEnergy CはCareで看護・介護&福祉」。

 話題になっていないが、政治なら「財政は所得の再分配」が必須ということか。
 「政治=所得の再分配」「経済=FEC経済体制」「文化=使命共同体」。

 (以下、番組案内)
  TVシンポジウム「復興から地域の未来へ~東日本大震災から10年~」 NHK Eテレ・東京 3月6日(土) 14:00〜15:00
東日本大震災から10年。被災地では、集団移転や孤独死の防止、放射能汚染からの農業再生など、さまざまな課題に住民たちが向き合い、逆境を乗り越えようとしてきた。
番組では、宮城県岩沼市、岩手県釜石市、福島県南相馬市で地域の課題解決に取り組んできた住民と、被災地にアドバイスを送ってきた専門家、そして経済評論家・内橋克人さんとともに、震災後の取り組みを振り返り、これからの日本社会のあるべき姿を展望していく。
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「願いごとが叶う」 or 「思うようにならぬとき」 どちらの信仰か
「願いごとが叶う」 or 「思うようにならぬとき」 どちらの信仰か。



 小豆島の西国八十八カ所霊場の庵であろうか、「願いごとが叶う」の敬意、拝礼をすすめていたが。

 そこで考えてみたい。
  「願いごとが叶う」は結構なことで、「そうなって、ほしい」はヤマヤマながら。
  
 「生」のレベルはともかく、「病」「老」「死」はとどめようもない。そうではないか。
 「老」を否定するなら、どうなるか。
 生まれたてのまま90年も生活するなど考えられないし、老いと病があるから、診療所も医療職も、保健のすステムもある。

 「通過儀礼」「宗教」「臨終を見守る家族と医療職」「初めてあった人の遺体」。
 看護師養成施設の「比較文化」授業。

 無宗教。
 その発言に人類は、「この2000年、宗教の装置を提示し多くの聖職者を育ててきた」。そう答えることにしているのであるが。
 
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「『人生の経営者』だから、本を読む」 丹羽宇一郎「(座談会)経営者よ、朝四時に目を覚ませ」2007年4月
「本を読むということは、経営者にとってきわめて重要なことだと思いますよ」。
「もっと言えば、スポーツ新聞や週刊誌しか読まない人間を経営者にしてはいけない」。




「経営はきわめて論理的なものだから、感性だけで出来るものではありません」。
「自分のなかに拠り所となる太い幹を作ろうと思うなら、たえず考えながら本を読まなければならない」(『文藝春秋』2007年4月号)。

丹羽宇一郎: 1939年生まれ。伊藤忠商事会長。
「経営者は会社、社員のみならず、家族を護る」、と。「身はサラリーマンであっても、みな『人生の経営者』だから、本を読む」。

 「『人生の経営者』だから、本を読む」 丹羽宇一郎「(座談会)経営者よ、朝四時に目を覚ませ」2007年4月
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橋南春採湖プロムナード33 旧臨港鉄道入舟駅と城山駅をむすぶ貨客輸送の民営鉄道跡
 「橋南春採湖回遊路」は「橋南春採湖プロムナード」でいかがであろうか。



 「33」は、「三十三」が良いのか、半角一字で「33」が良いか。横書きみだしなら、なんのことはないが、
縦書き見出しの悩ましさ。

 7ポインずつ、地域に物語創出。
 4)「沼尻観音」-「月見坂」-「えりも岬」-「鶴ケ岱チャランケチャシ跡」-「ひぶな丘」-「観月園跡」-「竜神祠」
 5)「緑ケ岡公園」-「学園キャンパス」-「旧サルウシナイ川跡」-「学園高架橋」ー「釧路運動神社跡」ー「鶴ケ岱公園 ひょうたん池」-「旧草野製軸場跡」。

 橋南春採湖回遊路 旧臨港鉄道入舟駅と城山駅をむすぶ貨客輸送の民営鉄道跡。

 廃線の跡を巡遊するヒストリーとストーリーの集積するストリート。
 なら、いっそう「橋南・春採湖ヒストリーと」と申すべきや。
 ただし、「ヒストリート」なる語はどなたが発案された、か。そこは今回、確認してみなくて、わ。
 安易に紙面に使うこと、あたわず。

 かくて誕生。
 橋南春採湖プロムナード33 旧臨港鉄道入舟駅と城山駅をむすぶ貨客輸送の民営鉄道跡
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橋南春採湖回遊路 旧臨港鉄道入舟駅と城山駅をむすぶ貨客輸送の民営鉄道跡
橋南春採湖回遊路 旧臨港鉄道入舟駅と城山駅をむすぶ貨客輸送の民営鉄道跡。



廃線の跡を巡遊するヒストリーとストーリーの集積するストリート。
なら、いっそう「橋南・春採湖ヒストリーと」と申すべきや。

7ポインずつ、地域に物語創出。
1)「日銀釧路支店旧営業所跡」-「かもめホール」-「入舟岸壁」-「龍清寺」-「啄木離釧地」-「知人祠群」-(避難通路)-「釧路埼灯台展望地」-「米町駅跡」。

2)「日銀釧路支店旧営業所跡」-「国指定史跡 モシリヤチャシ跡」-「日本山妙法寺小僧伽」-「駐畢之碑(教育大学グランド)」-「サンセットストリート」-「東釧路貝塚」-「緑ケ岡通 桜並木」。

 3)「啄木資料室(本行寺)」-「雷電丸遭難碑(聞名寺)」-「東国の西国三十三所霊場(西端寺)」-「百人一首絵天井(定光禅寺)」-「庚申塔(大成寺)」-「江戸手水鉢群(釧路壱ノ宮 厳島神社」。
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『釧路地方のアイヌ語語彙集』なのが良くわかる 地域出版の蓄積。印刷工房の提案210302
 『釧路地方のアイヌ語語彙集』なのが良くわかる 地域出版の蓄積。印刷工房の提案210302



 Tさん。暫くご無沙汰しておりましたー。

 昨夕、拙宅のメールボックスに『釧路地方のアイヌ語語彙集』をお届けいただいておりまして。
お礼を申しあげます。
 真に御多用、引く手あまたに時間を割いておられるなか、貴重な時間をあててお届け頂き、感謝申しあげます。

 先日、英語の先生と仕事場の廊下ですれ違い、本書を手に。
 「この本の恵与をうけましてネー」と、誠に嬉しそう。光栄のきわみに受け止めていました。
 その時は、「Y子さん、役目をはたされたのでしょうかねー」と、申しあげたのですが。

 すでに時日が流れましたが、佐藤保治著『厚岸のアイヌ』をお届けいただいておりまして。
 その時は、着状も謝意も申し上げず、たいへん失礼いたしました。お詫び申しあげます。
 重ねての、矢継ぎ早やのご刊行に、敬意を申しあげます。
 他方で書籍、新聞をコストを理解、経費を出して購入し、自らへのご褒美として投資する文化なくして、製紙会社も、印刷企業さんも、地方新聞社も、持続できまい。その思いで過ごしております。

 「ほかにもあって、でしょう!!」。そうそう。
 「釧路地方の地名を考える会報」「『釧路地方のアイヌ語語彙集』刊行に至るまで」の御高見へのコメント。

 のちほど考慮させていただきます。
 せっかくのご厚意に、メールの謝意で済ますから、「紙も、郵便文化も育たない:。
 そういうことで後程、ご挨拶させていただきます。謝意とお詫びに代えて。
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 「それぞれの地にマイレールを」 三陸鉄道リアス線=nhkG 210302再放送
 「それぞれの地にマイレールを」 三陸鉄道リアス線=nhkG 210302再放送。



 宮古市職員は申す。
 「山麓鉄道リアス線は、マイレールとして残った」
 「マイレールとして地元の人にも、観光で訪れるヒトにも利用してほしい」。
 「今、三陸鉄道だけではなく、各地でマイレールを広めたい」。

 2011年3月11日の東日本大震災で被災したJR山田線。
 民営会社は被災跡を復興することも、再建することもあきらめ、関係者に「無償提供」の案を示した、らしい。

 宮古市職員「ボクシングでいえば、提案はジャブだ」。
 「JRは『無償提供を提案したが地元は反対」したから、「再建できない=廃線にしよう」と次の案を出してくる」。

 三陸鉄道の社員。
 「利用客の高校生が『移動できないから進路を変えた」ということがあっては、ならない」。

 JRの平社員
 「株式会社は利益をあげねばならない」「しかし地域のためにも応えねばならない」。

 JR,三陸鉄道、沿線自治体は協議する。時に真夏の暑い日であった、と。

 結論からいえば、
 JRは転換資金=30憶円を用意、枕木はそれまでの木製からコンクリート製に換える作業と経費も。

 その間に、行われたこと。
 JRの平社員は地元出身であったか。仲間とともに署名活動を展開。沿線自治体を動かした。
 JRと三陸鉄度の幹部が廃線予定区間の軌道跡を、2時間ほど視察。

 その時、感動する場面があった。
 「配線跡は列車が通らぬもので、ヒトが歩くケモノ道ができていた」「はえていた草だけでなく、樹木を生える惨状」
 しかし、三陸鉄道の一部では住民が、
 「除草や整備にボランティア作業している場面があって」「マイレールを護る姿」に直面。

 2019年3月25日 開通。その列車を迎える沿線では、高校生が大漁旗を振って喜び、女性はおもわず、涙を流す。
 北リアス線ーJR山田線ー南リアス線と分割されていた鉄道は一本に。

 南北に分割され、非効率であった民営鉄道は、一本化され利便性も高まった、そうで。。

 「バスではギューギュー詰めで車内で勉強ができなかったが、今は違う」。乗客の高校生は申す。
 「夜だとさ、車内の照明で乗客が何人くらいか、わかる」。沿線の住民は通過する列車の乗客数に関心を寄せる。

 鉄道は会社のためではなく、その行方は「わが事」なのだ。

 (以下、番組案内)
 「2019年、JR東日本の山田線、宮古・釜石間が復旧し開通した」
  「三陸鉄道リアス線。第三セクターである三陸鉄道への経営移管には、JR・三鉄・沿線自治体の激しいせめぎ合いがあった」。
  「鉄道による復旧か、バス新交通システムBRTの導入か」。
  「慢性的な赤字路線の重荷、止まらない被災地の高齢化と人口減少など問題が山積」。
  「突破口を開いたのは沿線住民とJR社員の署名活動だった」。
  「開通への道筋を証言で探る」。
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