産業の衰退、資本の移転 地域経済の衰退201200
 日本製紙(株)釧路工場が本年8月に、抄紙部門の操業を停止すると発表した。

 こうした、「産業の撤退、資本の移転」を「地域経済の衰退=スポンジの気泡が大きくなる」と称する見解がある。

 要は「スカスカになる」。然らばどうするか。
 「栄養ドリンクの小瓶」「全栄養の水」を開発して「地元の経済を潤す」。実態は「酸性雨が降り注ぐ、公害供給状態」ではないか。


 若者達はどうすると良いのか。彼らは大人達をみている。
 「自分がやることより、役所にさせたいと一生懸命に考えている姿」。

 栄養あふれた水。地域の体力を培う水を。

 あなた任せでは無く、自分たちの手でそそぐ、真水の調達を。
 なにしろ高齢者の年金、医療費、福祉の財源は、彼・彼女たちの納付金でまかなわれている。

 京都にエリザベス女王を迎えた。
 抹茶で接待。お茶請けに用意の茶菓は「かきつばた」。



 和菓子は、三つの楽しみを示す。
 1)に風情と季節感、2)菓子の名を想像し、意味を物語る、3)味、旨さ、美味しさ。

 今、女王を根釧に迎えたとして。
 振る舞う飲み物は「牛乳」?、それともスコットランドに似せて、「厚岸ウィスキー」か。
 然らば、飲み物の菓子は。

 京洛では裏千家流もてなしの抹茶に、「かきつばた」。
 訪問時の庭池に「かきつばた」の季節。
 もてなしの菓子「かきつばた」には、「唐衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」。
 その意味を託している。

 今、私たちは「知恵」を示したい。生涯学習は、知恵を磨き、ひとりじめすることなく、地域に示したい。