この先、伝統的技術の継承なるや 中間層=モノつくり含み資産の解体210122
「日米のモノ作りシステムの差違」。

 日本には、「教育水準が高く器用さを持つ幅広い中間層」があり、「製造方法の

 改善を行うとともに、製品の質を高めた」とする。


 他方でアメリカは「中間層は存在せず、その幅は薄く」と、知識技術基盤の相違を論ずる。

前提に「(中間層の下にUSAは)分厚い教育程度の低い労働者層」と「上層部に

 は(略)厚いきわめて有能な技術者・経営者・学者層が存在する」(同頁)。

 →(結果)情報ネットワーク社会=上層部の能力ある人が仕事を標準化し、大規模なソフトウェアを作って、それで動かされる工場は単純労働で済むようにする必要があった。

(結果=中間層が二極化し、勝ち組と負け組に集約されるシステム 含み資産解体)