観光地というには下火ながら 双湖台と双岳台110709
観光地というには下火ながら 双湖台と双岳台110709.

 初めて訪問は1974年10月25日のことか。
峠の土産店があった、有人の茶店・和食があって休憩できた。トイレもあった。
 祖父の50回忌が営まれ、父の兄弟があつまった折りに義弟の運転でマイクロバスを駆使して「阿寒横断道路」を阿寒湖から摩周湖へ抜けた。



 阿寒横断道路。国道241号。
陛下をお迎えして、阿寒・摩周の絶景を天覧かたじけなくするに、短縮路がなくては。
 永山在兼という人は、思いいれた、と。双湖台は阿寒湖畔から12キロ、双岳台は15キロ。紆余曲折とはこのことか。屈曲に高低おりまぜた路線が続くも。

 見るだけなら、一度、観るとよい。
ヤマの神、水の聖者に自分をみせる、我をみてもらう。春夏秋。周囲の緑、新緑、紅葉を満喫できる。

 ただ観るだけゆえに、情緒なし。
五七五に一句、五七五七七に一首、七言絶句でも七言律詩でも一編。画なら一点。
 愉しみ方を知ると、滞在時間が増える。ただ、通過は無芸のなせる、や。110709訪問。