西風と共生 姫島・大分
 西風と共生 姫島・大分
 大分県東国東郡姫島村.国東半島の北に位置する一島一村の自治体なのだそうで.



 海洋にうかぶ小島は4個の火山噴火島がつながって位置島に、と.面積6.99平方キロメートルのところに人口1859人(住民基本台帳人口か).
 海洋にうかぶ小島は西風が強い.
 住民は農業に、漁業に、観光に生きる.島の住宅は、強風をうけ家並みを接近させて要所には先祖代々の石垣と防風林.

 風越=「カセゴシ」と読む.
 林が風よけとなって、水はけのよい火山灰土で<旨い>野菜が栽培可能.
 ニンニク、ゴマ、ダイコン、サツマイモ.なかでもダイコンは、「オデンにすると、全然、味が違う」と栽培者の一言.



 漁業は「タイ追い込み漁業」.
 目の下40センチ超の獲物が、15分ほどの網入れで水揚げされる.この間、舟は常に風上にむけ<向かい風>の力で舟が設備した網から遠のくことを防ぐ.

 最後は<アサギマダラ>の成長を見守る場面.
 渡り蝶が立ち寄る島で、中学を終えると大半が島を出てゆく卒業生に、<島の良い想い出を>と、役場職員OBが観察をつづける.NHKG「小さな旅 風のロマン 姫島・大分」.

 朝一番でお出かけの連れ合い.留守番を預かり、そこは特権.いつも占領されているTVで録画番組視聴.

​​​​​ ​※瀬戸内海西端の離島で、国東半島の伊美港より北へ6kmの地点にある。
 東西7km、南北4km、総面積6.87㎢とういう東西に長い島.
 二地点間は20分でむすばれ、日に12往復24便.こちらのJRよりはるかに便利.