2018 05/02 06:26
Category : 旅紀行
地域の<にぎわい> そこに<量>と<質>.
釧路駅の北口.
<若松町商店街>の一隅に、かつて看板のあっや<北口銀座>.
軒ならべる飲食店街に一歩の細い舗装道.東側には飲食店をおもわせる<店構え>が健在.
同様に家並みのあったはずの西側は、いまや緑の芝に、畑作の土の広がりも.
間口1間半.
表通りにならぶ<パチンコ店>の音楽、その背中あわせに<間口1間半>の<酒食店>.
奥行はどれほどかはかり知れぬも.毎夜、毎夜、向かえる女性の<嬌声>も絶えなかったはず、この一帯.
今は静寂.スキマも見え隠れ.
思う、地域のにぎわいに<量>と<質>あり.ヒトの繰り出す<量>.音響のボリュームの大小に象徴される.
ヒトが集まり創りあげる<質>.音の高尚、思索の深み=文化度、穏やかな笑顔に<評価>される、か.
人口にも<量>&<人柄>
北口銀座がにぎわった時、このマチは人口の急増期にあった.挙家転入はもとより季節的滞在者も増加した.
今日、初夏から仲秋にかけての滞在者も増えているが、増加量も滞在期間も多くて長かった.酒、女性、演歌、赤・黄・青のライトで満足の<人柄>が、「駅裏に楽しめる地あり」.
緑の芝、作付けの土.
飲食店跡と路線をはさむ<緑の芝、作付けの土>.「,夏草や 兵どもが 夢の 跡」=芭蕉句を思いおこす.