「荒縄で十文字に縛られた状態で」 戦時死刑囚の扱い=180224道朝


「二・二六事件 民間人唯一の死刑 せたなの住職<無念さ推し量り」の見出し.

 北海道内配布の紙面で眺めた.「戒名 高い位に付け直す」とも.院号が贈られ、当初の「信士」号、つまり位号は「居士」号に.

 享年29歳に居士号はそれ相当の配慮は理解できるところ.日蓮宗寺院の作法にも、門外漢ながら.

 いつぞや聴かされたことがあります.
 「身内が所属隊内で病死したことがありましてネ-」、「帰還した骨箱は<荒縄で十文字に縛って>ありまして」.「(本人の父は「病死とは言いながら」)あまりにムゴイ」.
 そのように申していましたが、「荒縄で十文字に縛る」は「当時あったのでしょうか」.

 『北海道新聞』 180224の23面に掲載された写真の記事を見て、<確かにあった>.感慨深く、読んだ点.