馬牽引輸送のエピローグ くしろ歴史探訪553 180212


馬牽引輸送のエピローグ くしろ歴史探訪553 180212

 「<試される北海道>シリーズ」の第4話は、「馬牽引輸送のエピローグ」。

 農耕、木材搬出、商品輸送に軍馬。明治期から広く活用され、産地として根釧地域の農業形態の主力であった<馬>の品種改良と飼育。
 1952年、「最後の“一千頭共進会”」なる取引を分岐点に、輸送は馬からトラックに転換します。

 日本が国際社会に復帰、石油取引の制限撤廃、輸送量&輸送速度など機能面の変化。かくて、「馬で輸送=馬車・馬ソリ・軌道」は、化石燃料の石油製品依存のシステム
に。



 20世紀初頭、輸送の中軸で需要をえた牽引馬.半世紀後にはたちまち<資源価値>の転換に直面します.