2016 12/25 05:37
Category : 書評
エスコートのない女性集団=? 森瑤子著『非常識の美学』
11月に釧路ブックシェアリングの<古本市>で購入.12月、往復の列車の中で読み続ける.
着飾ったエスコートのない女性集団.
それは「ワサビと醤油なしでお寿司を食べる」と記載.
加えて、「エアスコートなしはキャバレーのホステスさん並み」には、女性陣も刮目するのでは.
前段に、「だいたい日本という国は男無しのパーティが多すぎる」とも、書く(42p).
知識・真心・良心・誠意・センス・情報・愛・時間.
それは「(本当に大切なことは)あなたが他人になにを与えることができるかなのだ」と、並べあげた事柄.
女性が男性を、アッシー君、メッシ―君、高価なドレスをプレゼントしてくれるオジさま、○○○○フレンドに恋人」と、「ああ得しちゃった」で過ぎてゆくとも、書くが(49ー51p).
1990年10月から91年11月に雑誌「アンアン」誌上で掲載のエッセーを、単行本化したのちの文庫本を読んだ.(角川文庫 1995年)