技術蓄積の伝統 イシル・能登

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技術蓄積の伝統 イシル・能登
 イカの内臓、イワシの身を塩漬けにして発酵、熟成.魚醤の一種で、石川県能登地域の特産品とされる.
 イワシの身のみならず、頭や内臓で仕立てると、また味に変化があるといういう.

 「魚肉タンパク質が魚の内臓にある酵素で分解されてできる」とも.
 寒さにむかう時季に仕込み、一年.寒・暖・寒の季節を送り熟成が進む、と.
 
 往時は100万トンの水揚げがあった、イワシ.
 魚粉にかえて養殖漁業のエサに.単純・短期加工で飼料を移出.かわって高価なハマチやウナギを購入しては、フトコロはなかなか豊かにならぬかも.

 NHK大学番組「晴れ、ときどきファーム!『うま味たっぷり!調味料“いしる”』」 161211 BS3.
 (以下、番組案内)
 魚やイカなどの海の幸からつくるしょうゆ「魚しょう」、
 秋田の「しょっつる」や能登の「いしる」が有名です。

 V6長野さんたちも以前からこの重厚で深い味わいの調味料に興味津々でした。
 そこで近くの港にあがった新鮮なイワシを手に入れ、古民家で「いしる」づくりに挑戦です。
 実はひと手間かければ、家庭でも簡単につくれます。
 そして「いしる」をトマトパスタに。この意外な組み合わせ、自信を持ってお勧めです!