2016 11/23 08:30
Category : 放送
自分でできるの明確化 大津少年少女合唱団.
なにげなく入れたチャンネル.
11月3日放送のNHK「あさイチ presents 熊本の女子高生のお願いに応えてきましたスペシャル」の再放送.
ちょうどみたところが高校生 西本夏美さんの一言.
「(被災のため)当たり前のことができなくって,それでの合唱再開だったので」,「歌うことで元気になってくれる人も少なからずいる,と思ったので,そういう人たちのためにも皆で歌って行こうって言って」.
演奏会のタイトルが、考えさせてくれました.
「マチを元気にする演奏会をつくる」.自分たちでできる、自分たちだからこそできる、できることをしなければ.
居ても立ってもおられない真摯な迫力が伝わってきましたねー.
番組は一少女の手紙に応えて、イノッチ、有働さん、柳沢さんが駆け付けるのである、が.
フィナーレで歌う定番の「ふるさと」.今年は違った.
「今年は特別な思いを込めて歌いたい曲でした」.「地震の後,避難所やスーパーをまわり歌う活動をしたとき,最も喜ばれたのがこの歌だったから」.
定期演奏会では指揮を、井ノ原快彦が.
「12年間、(合唱を)つづけてきて、本当によかったです」と、西本夏美さん.
終わって会場を後にする町民と、握手・涙.
小さな力かも.しかし、「マチを元気にする演奏会をつくる」の切り込みが、すばらしく大きな力を引き出し、大人も感動させた点.
この演奏会を通じ、新しい団員も増えた.西本さんは有働さんたちに、「良いことがあったのですー!!」.満面の笑み.
一発大当たり、儲かるか成算があるかでの取組みとは、大違い.