「身心脱落」とは何か? 道元著『正法眼蔵』


「身心脱落」とは何か? 道元著『正法眼蔵』
 道元も貴族の家に出生.政治家になるべき宿命ながら、両親を幼くして失い、出家、と.

 「身心脱落=しんじんだつらく」は、「正法眼蔵」を読み解くキーワード.
 その意とするところは、「『悟り』を求めている自己を消滅させることで『真理の世界』の中に溶け込むこと」、と.

「角砂糖、湯の中につけると」 ひろ・さちや
 そこのところを、角砂糖.
 外気のなかで個性をぶつけあうと、角がとれるのみならず、角砂糖が粉々に.
 
 
 一転、ゆにつけておくと溶融.湯も砂糖も本来の力を発揮、と.
 NHKETV「100 de 名著」59 『正法眼蔵』(2016.11)