2016 06/09 07:50
Category : 書評
NHK講座のテキスト.漢詩・浪淘沙 石川忠久著『漢詩をよむ 風土と人々(江南の巻)』
そこそこ買い求めて、実は積んであった.少しずつ読みはじめたが、最後にまわったのが漢詩のテキスト.
『漢詩をよむ 風土と人々(江南の巻)』(1994年)や本書など、どうしても後回しになっていた.
往き帰りの公共交通機関で、「どこまで」「ここから」ということなしに、ページを開き読んでは瞑想、読みの正確さに近づきたいと考えるのであるが.
一行だけ、「ズバリ」がたまに.「スハリ」の数が増えて、そこはそれで楽しめる.急がずに前にすすまず行きかえりして.読み上げるに時間をかけている、が.
思うは奥の深さ.背後にあるはずの<その他情報>.著者の博識の奥行に圧倒されている.