2016 06/03 06:43
Category : 書評
風と土から作品理解 井上謙著『東京文学探訪 下』
2001年の出版で、「明治を見る、歩く」の副題がありますねー.買い置きしてそのまま.世に<ツンドク>の状態から<ツウドク>の段階に、さきごろ.
紹介の切り口、そして作品舞台の<ブロック化>.
そうした視点で拝読は、いけないのかも知れないが.
<下巻>の最初は、徳富蘆花に国木田独歩.
そういえば叔父宅を訪ねるのに乗車した<京王線 芦花公園駅>は、徳富蘆花記念館とかの下車駅であったか.
そして<文学の舞台>としての<武蔵野>の<入り口>にあたるの、かと.
<蘆花公園駅>から徳富蘆花を思いだしてはいた.発行直後に読んでいたら、手にして歩いてみたはずながら.
その後転居、2003年に没した叔父にも申し訳ないことで.