旧日銀支店
旧日銀支店
 昨12月3日の地元紙.「外観保存目的」に市は「取得表明」と報じられた.
 鉄骨鉄筋コンクリート製建造物特有の素材中性化で、あと「16年後には」と調査の結果が示された.
 数十年後まで利活用するなら、「復元に15億円」と伝えられた.
「保存を望む1万人余の署名」があったこともあり、行方が注目されていたが.



第三の道
 保存するにしても、取得しないにしても、多くの関係者を納得させる<説明>が必要であった、が.
解体でもなく、活用のためでもない、第三の道.
多くの関係者を納得させる、<オトナの対応>を選び出したものである.考えると、妙案も浮かぶモノ.

残り時間16年.
 (1)三大名都景観の重要構成要素、(2)誘致競合を制した北海道東部拠点都市のモニュメント、(3),建造物の年代推移資料.
 建築技術はどこまで持続させられる?、
 経済も文化も、どれだけ求心力・吸引力を高めることができる?、
 孫世代はどこまで祖父の偉業にこたえることができる?.

 地域社会、知恵を試されることになるも、価値を創る点は魅力.
 <市民は建物を育て、建物は次世代を鍛える>.