笠原一男「鎌倉幕府と農民と親鸞」 放送大学アーカイヴス
笠原一男「鎌倉幕府と農民と親鸞」 放送大学アーカイヴス.



 「日本文化史」(88).
 そうした特別講義があるというので、録画をしておいた.開いてみたら、標題のタイトル.

 

 最初に鎌倉幕府の組織図の説明
 幕政組織の主題があって、「長い時間をかけて出来上がった組織」「大江広元など京の公卿を配置した、『武家が完了を使いこなした』、(頼朝は)最初の武家政権」.

 農民の生活
 農村の構図は新潟県旧中条町(胎内市)に保存の絵図、笠原氏の申される<後進地>の農村.
 農民の生活は高野山が領主の荘園訴状.荘園を管理する地頭職の横暴を高野山に、窮状を訴える(1257年).



 関東の親鸞門徒.
 関東の門徒数を20万人と想定している.親鸞は消息=手紙を記して、農民門徒と領主・地頭.百姓の位置を示す.
 領主・地頭.百姓による弾圧を、「当然あるべきこと」とうけとめ、「領主・地頭.百姓のために念仏するか」「念仏の縁がきれた地として、他に移れ」と、「指示した」と、説明する.

 「文化を『開花した花弁だけをみない』で、『根をささえる土と共に理解』するべき」と、「文化受容」にも目をむけるべきと、開設.
 担当はほかに小栗純子氏.2015年4月29日 21時放送).