2014 11/01 06:06
Category : 景観
文学碑 原田康子 携帯電話のカメラで撮影の写真.
碑は幣舞公園に設置された.高台の丘にある.丘からは中心街がみえる.
中心街の先には、湿原がある.その先に、阿寒の秀麗.
石川栄曜という方は、この景観を「日本三大名都」に「値(あたい)する」と申された.
「高台から見おろすと/下町には明かりがともっていた」
「しかし町の明かりの果ては、広い真暗な湿原に呑まれているのだった」.
碑文は、小説『挽歌』の一節から二カ所.作品発表は、昭和27年.
昭和33年、生物学を専門にする方が地域の博物館報の報文題名に、「湿原」と書いた.
学舎の方が、『挽歌』を読んでいたかどうかは、知るよしもないが.