人材喪失防止 鍋島直正
 人材喪失防止 鍋島直正.NHKETV番組で、佐賀藩主・鍋島直正.

 佐賀藩は長崎警備を担当しており、海外情報に明るい.家内で鉄砲の改良、蒸気機関を開発して洋式汽船をいち早く.

 なぜ可能?.人材の育成.領主の度量が広い.他藩からの移入家臣の借金を肩代りしても優れた人材を揃えて、予算もつけた.

 失敗に目をつむり、自分の道楽と反対派を封じ込めた.しげく工作方に足をはこび、研究を激励.

 科学、翻訳、からくり=田中久重の人材をそろえる.

 父祖以来の、下層は苦心しているの遺訓を守る.識者はいう.「人材育成」ではない.「育てた人材を失わぬ平和戦略」が重要、と.

 二回にわたる「知恵泉」.江藤新平・大木喬任・大隈重信を明治に輩出.名伯楽ぶりをみせた.

編集 ペン : 人を材と見るかどうかが基本になるかと思います。かなり以前「おれは会社の歯車でしか無い」とすねる会社員に「そんなに働いていたっけ?」と突っ込む上司の話があったと記憶しています。まずは底からの意識改革が最初かと^^