よみがえる江戸城 BHKBS
 .正月番組で放送.

 出だしの部分を録画できなかったので、あらためて録画、再生.

 CGグラフィックでの復元に、俳優が城内ツアーの道案内を務める.

 表、中奥、大奥.建物、建具、庭、調度.それぞれが図面をもとに復元.

 城は火災、災害などにあいつつも、ほぼ同じ規模で復元.

 最後の図面が都立中央図書館と東京国立博物館に保存されているとの紹介.

 大広間 立礼と独礼の再現.

 松の廊下の徹底検証.廊下は戸、明かり障子で暗く、そこに馳走役、高家が着座待機.

 首脳が示した勅使接待費用は700両、高家の主張は従前の1200両.浅野家は板ばさみ、に.

 史料を読み解いた史実と世に伝わる『仮名手本忠臣蔵』との、理解の差か.

 大奥、その機能に二つの側面(畑 尚子解説).

 ひとつは「内願」.表ー男性ー公式ルートに対し、奥ー女性ー非公式ルート.これが結構、大きい.

 内願の要件.就職依頼、領地の配慮.

 二つ目は女性の知的レベル(読み書き、和歌、音曲、作法などなど)の向上.

 権威のシンボルとしての設備、序列と秩序継承の接遇.CG復元を背景にハード・ソフトの組み合わせ.そこが、番組評.

編集 ペン : 忠臣蔵は史実がなかなか見えてこない話の一つですね。歌舞伎などお話の部分があまりに有名になってしまいました。