2013 11/18 20:32
Category : 日記
大岡信著『続 折々のうた』。解説にいう。
本書は、朝日新聞に日々、連載した歌の鑑賞と評論、コラムを、岩波新書で体系化し、座右におけることを目指したもの。
一話180字。休肝日をのぞいて通年、書き続けた。「さすがに感慨がある」と書いて、「疲れた」とは書いていない。
毎日の掲載と言っても、「かきためなかった」とも書いている。理由は、「季節のめぐりにある程度合わせて作品を選ぶという方針」にそっていると、する(あとがき)。
歌を選び、独自の解釈のみならず、名歌をめぐる代表的歌論に目を通したうえでの、コラムである点が出色。
本書、転載の意義があると言えそう。(岩波新書 1981年)。
本書は、朝日新聞に日々、連載した歌の鑑賞と評論、コラムを、岩波新書で体系化し、座右におけることを目指したもの。
一話180字。休肝日をのぞいて通年、書き続けた。「さすがに感慨がある」と書いて、「疲れた」とは書いていない。
毎日の掲載と言っても、「かきためなかった」とも書いている。理由は、「季節のめぐりにある程度合わせて作品を選ぶという方針」にそっていると、する(あとがき)。
歌を選び、独自の解釈のみならず、名歌をめぐる代表的歌論に目を通したうえでの、コラムである点が出色。
本書、転載の意義があると言えそう。(岩波新書 1981年)。