政治は止められないか?
 政治は止められないか?。テレビの朝ドラは、年末の終末、週明けは大都市空襲。東京、名古屋と空襲は広がり、27日は大阪の空が危うい。
 東京電力の福島原発事故で発生した事故。中間報告が発表された。調査は途次にあるというが、政府官邸で地階の官僚チームと、5階の政治家集団の「コミュニケーション不足」が指摘されている。

 戦争についていえば、日本史研究の現在は「天皇が軍部の戦争への道を止めることのできぬ体制」ということが指摘されている。
 戦争開始がそうであったとしても南洋での玉砕、東京など大都市空襲、沖縄決選、中小都市空襲。それぞれで攻撃を排除したり、反撃して効果をあげたわけでもないのに、軍部の暴走を、官僚も政治も天皇も止めることができずに原爆投下を結果した。
 国民ではく、官僚・政治・天皇はなぜ、とめられなかったの、か。

 原発、土木・建設型公共工事、年金記録、沖縄。ほかにもありそう。制度の形勢期をこえて不具合、破たん、深刻な事故が露見する時代になって、過去の遺産のほころび是正に官僚たちは忙しい。
 国債は増額、財政赤字は拡大、原発は深刻な事故。沖縄の基地はそもそも解決していない。
 対して国民は政府サービス低下、消費税増税、非正規雇用で生じる格差。しかし、国家公務員の人件費減額は申し訳程度。

 制度をつくった自民党政権が、自ら認めた制度のほころびの前に政権交代したが、官僚は再び自民党政権であるべきかといいたげに民主党政権に後始末をさせるだけではなく、兼ねて抱いていた消費税増税を具体化しようとしている。
 東日本大震災に名をかりた、課税根拠の促進。

 政治家は官僚の筋書きで踊る存在か。報道はどこをみていて、なにを伝えようとしているのか。

 軍の暴走を政治家も、官僚も、天皇も抑止できなかった。今の時代、官僚の構図に政治家は、やはり踊りつづけるのであろうか。

 報道は、結果として官僚の言い分と構図を国民に押し付ける存在なのであろう、か。
 「フリーライターとネット記載の存在がたより」などと、いうことになってほしくないと、おもうのであるが。