2010 12/28 01:47
Category : 書評
高橋是清自伝 下巻。後編は日本銀行に勤務する30歳代後半から、債権獲得までの時期が対象。本人は80歳を超えて政界の中枢にあったが、自伝は基礎確立期で結ばれている。
実に細かく、緻密に記憶をたどっているが、実は細部にわたる日記があって、そのメモがベースになっているのだという。文末の開設にそのことが記載されている。
本書は前田正名との関係で、読んでいる。あらためて年譜を開くと、前田は3歳年上であるようだ。
互いに影響をうけ、与え合う関係ながら、年長の是清のほうがはるかに年下であるかのように思うが、そういうことでもなかった。
さわやかに読み進めている。
実に細かく、緻密に記憶をたどっているが、実は細部にわたる日記があって、そのメモがベースになっているのだという。文末の開設にそのことが記載されている。
本書は前田正名との関係で、読んでいる。あらためて年譜を開くと、前田は3歳年上であるようだ。
互いに影響をうけ、与え合う関係ながら、年長の是清のほうがはるかに年下であるかのように思うが、そういうことでもなかった。
さわやかに読み進めている。