幣舞橋の夕日(冬)
 地域の観光資源を紹介するサイトに写真を紹介しながら、書き込んでいる。ある日、偶然に撮影した夕日の写真。この街の橋から眺める、特に冬の夕日が美しいとされる。

 この街の夕日の美しさ、「いつから言われるようになった、か」。聞かれることがある。「1965年前後から、か」と答えることにしている。

 1965年前後。戦後のドサクサから開放されて、落ち着いてきた。
 外国貿易が再開されて外国船が入港し、船員たちから釧路の夕日の美しさが注目されるようになった。
 円の持ち出しに対する規制が緩和されて、ビジネス以外の市民が海外旅行にも参加して、海外での景観と対比するようになた。

 1965年のこの年、地元の新聞社が「釧路十景」を募集し、「釧路港の夕日」が選定された。

 「世界三大夕日」ともいわれる。冬の夕日は、ちょうど釧路川の河口に落ちる。華を添えている。